納豆は蒸し煮大豆に納豆菌または麹菌をかけ、発酵作用によって熟成させた食品です。大豆のたんぱく質が発酵により、とても消化しやすい形になります。昔から日本の食卓で親しまれてきた、低カロリー高たんぱくのすぐれた健康食品、日本が誇る発酵食です。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに、「主食の納豆レシピ」を教えてもらいました。
【前回】必須アミノ酸を多く含み、抗酸化作用も! 揚げてもおいしい「納豆かき揚げ」と「納豆春巻き」
《主食》
納豆チャーハン
1人分386kcal/塩分1.0g
材料(2人分)
納豆...2パック(90g)
添付のタレ...2パック
温かいご飯...300g
わけぎの小口切り...50g
赤とうがらし(半分にして種を除く)...1本
ごま油...大さじ1
しょうゆ...小さじ2
作り方
(1)納豆はタレを加えて混ぜる。
(2)フライパンに赤とうがらしとごま油を入れて中火で熱し、香りが立ってきたら納豆を加え、こんがりするまで炒める。
(3)ご飯を加え、強火にして炒める。全体がパラリとしてきたらわけぎを加え、鍋肌か
らしょうゆを回し入れて風味をつけ、火を止める。
納豆スパゲッティ
1人分405kcal/塩分0.7g
材料(2人分)
納豆...2パック(90g)
添付のタレ...2パック
スパゲッティ(乾麺)...150g
ピーマン(種を取って細切り)...2個分
オリーブ油...大さじ1
にんにくの薄切り...1片分
赤とうがらしのみじん切り...小さじ1
粗びき黒こしょう...少々
作り方
(1)スパゲッティは熱湯1.5Lに塩小さじ1(いずれも分量外)を加え、表示時間に合わせ
てゆでる。ゆであがる1分前にピーマンも加えて一緒に火を通す。
(2)フライパンにオリーブ油とにんにく、赤とうがらしを入れ、弱火にかける。にんにくがきつね色になったら取り出す。
(3)納豆にタレを加えて混ぜ、(2)に加えて強火で炒め、湯をきった(1)を加えて混ぜ、火を止める。皿に盛り、こしょうを振る。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)