ぽっこりおなかに逆効果? やりがちな「間違い行動」5選【管理栄養士・健康運動指導士が指南】

やせていても、意外と気になっている人が多いのが「ぽっこりおなか」。年齢を重ねることで代謝が下がっているのが原因かもしれません。今回は、ぽっこりおなかに逆効果な「やりがちな間違い行動5選」をご紹介します。

※この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年1月号に掲載の情報です。

【前回】ぽっこりおなかが自然にスッキリ!代謝を上げる「夜の3ルール」【管理栄養士・健康運動指導士が指南】

ぽっこりおなかに逆効果
やりがちな間違い行動5選

ぽっこりおなかに逆効果? やりがちな「間違い行動」5選【管理栄養士・健康運動指導士が指南】 2401_P014-015_01_W500.jpg(1)食欲がないときは量を減らすのがいいよね?
食欲がないからと食べる量を減らすと、代謝が落ちてどんどん食べられる量が減っていきます。

すると、体も頭も活発に働けなくなります。

「年齢が上がるほどしっかり食べるを意識するようにしてください」(小島(おしま)さん)

(2)起床後、たっぷり動いてから食べるべき?
「家事を済ませる」「散歩に行く」など、動くことを優先にして食事を後にすると、体のスイッチをしっかり入れることができません。

すると、体温が上がらないだけでなく代謝も上がりません。

「栄養は前どり」と覚えましょう。

(3)ウォーキングしていれば運動は十分?
「筋肉が少ない人は、ウォーキングのような有酸素運動だけでは脂肪は燃やせません」と、小島さん。

「その場でジャンプやかけ足」「階段や坂道を歩く」「いすを使ってスクワット」など、筋肉と骨に負荷のかかる運動を加えて。

(4)夜に会食の予定がある日は昼食を軽めにする
会食があるからとお昼を軽くすると、夕食のだいぶ前に糖質を使い尽くしてしまい、筋肉を取り崩して糖を作ることに。

すると、夕食時にはかなり空腹状態。

その状態で食べると血糖値が急上昇し、脂肪も作られやすく。

(5)糖質制限や断食なら効率よくやせられそう!
糖質制限や断食をすると、筋肉が落ちます。

すると、リバウンドしやすく、体脂肪率が高く、代謝の低い、太りやすい体に。

代謝のいい体には、筋肉が不可欠。

減った筋肉を取り戻すことは難しいものです。

絶対に避けましょう。

 

<教えてくれた人>

クオリティライフサービス代表 管理栄養士・健康運動指導士
小島美和子(おしま・みわこ)さん

女子栄養大学卒業。ウェルビーイングな食生活改善のライフスタイルを提案。各種研修講師やテレビ企画でのダイエット指導、ラジオ、雑誌への出演、書籍執筆などを行う。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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