ガーデナー・水谷昭美さんの庭で芽吹きをいただく「春の旬ご飯」

静岡県熱海市に住む人気ガーデナー・水谷昭美さんが、朝採りした山菜の料理を振舞ってくれました。たけのこやふきを使ったレシピを含め、春の旬ご飯をご紹介します。

 
春の訪れに心躍らせて、水谷さんは毎年この時季に庭の大掃除をします。吹きだまっていた落ち葉やごみを丁寧に取り除いて、芽吹き始めた植物たちの緑がきれいに映るようにするのです。そして、気持ちを一新したその後に外でご飯をいただくのも恒例。いそいそとテーブルクロスを広げ、 朝採りした山菜の料理をいただきます。

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メニューは朝採れのたけのこや、裏山で摘んだふきのはやふきのとうを使った料理。お皿の横に、庭に咲いたアケビの花のつるを飾ったら、準備完了です。

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春の旬ご飯が勢ぞろい。お皿の横に庭に裂いたアケビの花も添えました。日差しいっぱいのテーブルでおもてなし。メニューの作り方は第2回以降の記事でご紹介します。

 
ガーデナー・水谷昭美さんの庭で芽吹きをいただく「春の旬ご飯」 1904_p015_01.jpgガーデナー・水谷昭美さんの庭で芽吹きをいただく「春の旬ご飯」 1904_p011_02.jpg道端で見つけたふきのとう。水谷さんは、踏まれないようにと、割れた植木鉢をかぶせて守っておきました。丸いふきの葉はグラスに生けて部屋の飾りに。

 

ガーデナー・水谷昭美さんの庭で芽吹きをいただく「春の旬ご飯」 1904_p015_02.jpg春の訪れを喜んで、小鳥も遊びにきました。

 

次の記事「決め手はふきみそ!「たけのこのピザ」/人気ガーデナーに聞いた春の旬ご飯レシピ/春の旬ご飯(2)」はこちら。

取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地 太田デザイン事務所

 

 

<教えてくれた人>

水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

1951年愛知県生まれ。静岡県熱海市在住。子どもころから、お小遣いをすべて花代に使っていたという生粋のガーデナー。自宅の庭に季節の花を絶やさず咲かせ、熱海市の駅や公園の植栽も手がけた。春には近所の野山に出かけて山菜を摘み、料理するのがなによりの楽しみ。写真は家の西側にある裏庭。

この記事は『毎日が発見』2019年4月号に掲載の情報です。

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