紫えんどうで作る、紫色の豆ご飯。ガーデナー・水谷昭美さんの春色ご飯

samune5.jpg野山や庭に花の色があふれ出す4月。『毎日が発見』本誌連載「明日へ」でおなじみのガーデナー・水谷昭美さんのお宅におじゃましました。「春が来たから、食べようね」と、そんな言葉で誘われたきれいな春色ご飯をご紹介します。今回は紫えんどうの豆ご飯です。

前の記事「ぷっくりした根っこもいただきます。ガーデナー・水谷昭美さんが作る青ネギと明太子の一品料理(4)」はこちら。

 
種まきした苗が実りました!眺めてよし、食べてよし
『紫えんどう』

水谷さんは、季節に先駆けて種苗会社のカタログを穴のあくほど眺めます。もちろん、庭で育てる植物の苗や種を探すため。このえんどう豆もそうして見つけました。
「名前はツタンカーメン。さやが紫色で、古代エジプトのツタンカーメンのお墓から出土した豆の子孫。そんな文章が書かれていて目が離せなくなりました。育てなくちゃってね」

種をまいたのは去年の秋。すくすくと育って花が咲き、そしていま...。胸躍らせて味わう新メニューです。

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収穫した紫えんどう。「花のように目を引く、深いこの色に一目ぼれしました」

 

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色っぽい紫色でお米を染めました
「紫色の豆ご飯」

作り方
1. 豆をさやから外して塩ゆでし、ゆで汁ごと一晩おく。こうして時間をおくことで、豆の紫色をゆで汁に映す。
2. 炊飯器に砥いだ米と1をゆで汁ごと入れ、米の量に適する量になるまで水を足して炊く。このとき、水分の塩味をみて物足りなければ塩を加える。

 

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キッチンではなく、台所と呼びたくなるレトロな空間。豆ご飯が炊きあがれば、春色ご飯のできあがり。

 

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今回作ったすべての「春色ご飯」が勢ぞろい。

 

取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地

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水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

小さな庭に花を咲かせて40年。植物を育てるだけでなく、バラのつるが絡まるアーチや水色の扉も手作り。季節の廻りを感じる暮らしを楽しんでいる。春は庭に咲いた花や実った野菜を料理するのが恒例。

この記事は『毎日が発見』2018年4月号に掲載の情報です。
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