4月1日新元号発表! 意外と知らない元号の「なるほど!」なお話を大公開

5月1日(水・祝)の新天皇のご即位に伴い施行される新元号。4月1日(月)には新しい元号の発表が行われます。いつも使っているのに意外と知らない、元号にまつわる話をご紹介します。

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いよいよ新元号が発表! その前にちょっとお勉強

平成、昭和、大正、明治・・・とさかのぼるごとに、私たちは元号に対しての知識がおぼろげになります。

3月8日に発売された書籍『全元号解説』では、平成から日本で最初の元号である大化までのすべての元号について、改元年月日、改元理由、その時代背景について解説しています。

実は、元号を使っているのは日本だけ。最初の元号はいつできたの? これまで元号はいくつあったの? など、新元号の発表までに、元号のミニ知識を勉強してみませんか!?

 

現在、元号を使っているのは日本だけ!

近代に入り、たとえば中国のように元号を使用していた王朝が革命で倒されたり、あるいはベトナムのように共産主義化したりするなどして減っていき、現在、厳密な意味での元号を使っているのは日本ただ1国となっています。

 

元号の誕生は紀元前115年頃

そもそも元号が誕生したのは、紀元前115年頃、前漢(始皇帝で知られる秦の滅亡後に建てられた中国の王朝。一度滅んだのち復活しているため、滅亡前後で前漢・後漢と分けられている。ちなみに三国志は後漢末から始まる話)の 武帝が、「建元」という元号を定めたのが最初だとされています。その際、武帝が統治をはじめた初年に遡って使用するとしたため、実際の建元は前140年から前135年までとなっています。

 

わが国最初の元号は「大化」

わが国初の元号「大化(たいか)」が使われるようになったのは、36代孝徳(こうとく) 天皇が即位した皇極(こうぎょく)天皇4年6月19日(ユリウス暦645.7.17。ユリウス暦は、現在「西暦」として知られるグレゴリウス暦が16世紀後半に制定される以前に使わていた暦。ユリウスとはこの暦を制定したユリウス・カエサル=ジュリアス・シーザーが由来)のこととされています。「倭の国」が律令制度を整え、日本という国を形づくりはじめていた時代のことでした。

 
日本の元号は全部で247

白雉(はくち) と朱鳥(しゅちょう)の後の2回、元号が途絶えたことがあったものの、文武(もんむ)天皇5年3月21 日(ユリウス暦701.5.3)に「大宝(たいほう)」と改元して以来途絶えることはなく、これまで日本で使われた元号の数は、南北朝双方で使われた元号も含めると全部で247にも上ります。

 

日本の元号で使用された漢字は504個

504のうちには重複して使われている漢字も多く、重複を除いてみると、実際に使われている漢字の数はわずか72文字。そのうち21文字は10回以上使われています。

 

一世一元の制は明治時代から

明治以降、新しい天皇が即位したときに改元する「一世一元の制」に変わりました。それまで1~3年足らずで代わった元号は数多く、逆に20年以上続いた元号は、天平(てんぴょう)、延暦(えんりゃく)、天正(てんしょう)、慶長(けいちょう)、寛永(かんえい)、享保(きょうほう)など、わずか9例にすぎません。

 
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平成から大化まで 全元号解説

(1,000円+税 河野浩一/KADOKAWA)

全元号を1つずつ解説。主要な元号にはその時代に起きた出来事を付記しているので、日本史の概略もつかめるお得な一冊です。

この記事は『毎日が発見』2019年4月号に掲載の情報です。

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