きものの端切れでできあがり♪ 贈って、使って、飾って楽しむ「布の花」

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作ってみましょう

花びら4枚の花で説明します。

花びらの数が変わっても作り方の手順は同じです。

用意するもの
好みのきもの地、厚紙、はさみ、木工用接着剤、針と糸

きものの端切れでできあがり♪ 贈って、使って、飾って楽しむ「布の花」 2110_P107_02_W500.jpg花びらと花芯の型紙

厚紙に型紙の線を写し1枚ずつ切る。

*できあがり径8cmの〈中〉

きものの端切れでできあがり♪ 贈って、使って、飾って楽しむ「布の花」 2110_P107_03_W500.jpgきものの端切れでできあがり♪ 贈って、使って、飾って楽しむ「布の花」 2110_P107_04_W500.jpgきものの端切れでできあがり♪ 贈って、使って、飾って楽しむ「布の花」 2110_P107_05_W500.jpg

*〈小〉を作る場合は、花びら横2×縦1.6cm 花芯径0.5cm 裏の土台径1cm
 〈大〉は、花びら横7×縦5.6cm 花芯径2cm 裏の土台径5cm
 〈特大〉は、花びら横9×縦7.2cm 花芯径2cm 裏の土台径8cm

1.きもの地に木工用接着剤を塗る

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木工用接着剤をきもの地に均等に塗り、乾かす。接着剤が洗濯糊の役目を果たし、生地に張りが出る。

2.花びらを切り出す

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厚紙で花びらの型紙を作り(上図)、きもの地に当てて形通りに切る。

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きもの地を花びら形に切ったところ。木工用接着剤の効果で布端はほつれない。同じものを4枚用意する。

3.花びらの下辺を折り畳む

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写真のように蛇腹に畳む。折り目に爪の先を当てると折り目が付きやすい。花びら4枚とも同様にする。

4.折り目をぬい留める

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3の折り目に針を通して軽くぬい留め、花びららしいフリル感を出す。残り3枚も同様にする。

5.裏の土台に花びらを貼る

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丸く切った厚紙の土台(上図)に木工用接着剤で花びらを貼る。きれいな花形になるよう配置は等間隔に。

花びらを指で押さえて密着させる

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接着剤が乾かないうちに、花びらが裏の土台にしっかり付くよう、写真のように押さえる。

7.花芯をきもの地で包む

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厚紙の花芯(上図)より少し大きくきもの地を切り、周囲に切り込みを入れ、花芯を包んで木工用接着剤で貼る。

8.中心に花芯を貼る

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7の花芯を木工用接着剤で花の中心に貼る。最後に、花びらの向きなどを整えてできあがり。

取材・文/飯田充代 撮影/奥谷 仁

 

<教えてくれた人>

渋沢英子(しぶさわ・えいこ)さん

ウエルカムボードやリングピローなどのウエディング小物作家。パーティー演出も手がける。手作りの小物も数多く発表している。著書に『プリザーブドフラワーで作る渋沢英子の花小物』(朝日新聞出版)ほか。

この記事は『毎日が発見』2021年10月号に掲載の情報です。

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