いよいよ2024年がスタート! 新しい年のあなたの運勢を見てみませんか? 「陰陽五行説」(いんようごぎょうせつ)は生まれ年で簡単に調べられます。今回は社会運勢学の第一人者、山口知宏さんに「2023年の人間関係・家庭運」についてうかがいました。
*この記事は『毎日が発見』2023年12月号に掲載の情報です。
生まれ年から本命星を探す
個人の運勢は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。
年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
九星別の人間関係・家庭運はこちら!
◆一白水星
2024年は「仲間」が運勢のポイントになり、その一番の基盤となるのが家族です。
家族と温かい関係を築くことを第一に考えて。
特に朝が大事なので、朝食を一緒に食べたり、映画を観るなど、家族と感動を共有すると円滑に。
他人に対しても心の扉を開いて、散歩中にいつもすれ違う人にも挨拶をするぐらい、朗らかに過ごしましょう。
◆二黒土星
36年に一度の当たり年で運勢は最高。
その分、忙しくなりますが、ほうれんそう(報告・連絡・相談)を怠らず、特にお礼は後回しにしないこと。
また、女性は家庭での働きを求められるので、家族に家事を分担するなど、フォローしてもらいましょう。
休みの日には温泉やサウナに行って心も体もほぐすと、開運につながります。
◆三碧木星
社会でも家庭でも中心としての役割が期待される年。
組織は中心が決まると円滑に動き始めるので、まずは自身の軸を明確に。
家族にまめに連絡するなど、些細なことから周囲の期待に応え、願いを叶えていく人生に切り替えましょう。
また、家庭内で大きな声を上げないことや、数え46歳と64歳の三碧木星は建墓(けんぼ)がNGなので注意。
◆四緑木星
もともと家族と縁遠い星なので、2024年は家庭内の問題解決を通じて、新しい家族像を作っていきましょう。
コミュニケーションは質よりも量がものを言うので、日々の会話に吉が宿ります。
快く孫の面倒を見たり、週末には家族でバーベキューをしたり、ささやかな感動の共有が、少しずつでも家族の形を変えていくはずです。
◆五黄土星
2024年は2人がテーマ。この数年間、家族と過ごす時間が少なかった人は、感謝の思いを言葉と形で伝えましょう。
特に食事が開運のカギになるので、母娘や夫婦、友人と2人で食事に行くと心の余裕が生まれます。
日常でも孤食は避けて、できる限り誰かと食卓を囲みましょう。
そのときは五黄土星が予定を合わせること。
◆六白金星
自己改革に向かう一年。
変化に乗る姿勢が吉を招きます。
人間関係がドラマチックに動き、ストレスフルな日々が続くので、気分転換に映画やおしゃれなカフェにでかけたり、問題解決は急がずに、気持ちを整えてから取り組みましょう。
また、この星は思っている以上に家族と過ごせる時間が少ないので、忙しくても家族との時間は大切に。
◆七赤金星
2024年のテーマは身辺整理。
身近な人と縁が切れたり、悲しい別れに直面しても、静かに受け入れましょう。
家庭では対立をしないこと。
夫婦や親子、嫁姑の対立は深刻な問題に発展しかねないので、衝突したときは一晩寝てから落ち着いて話し合いましょう。
また、情熱の一年でもあるので、心がときめくような場所に夫婦で出かけるのも吉。
◆八白土星
人間関係のトラブルが起きやすい一年ですが、悩み沈む八白土星を支えてくれるのが家族です。
なるべく家族との時間を作って奉仕したり、優しい言葉をかけることを心がけましょう。
また、頭を下げる存在があることが大事なので、信頼できる人や目上の人に相談するのも吉。
お墓参りをして、ご先祖様に手を合わせることも忘れずに。
◆九紫火星
厄年を抜けて心が明るく、社会でも家庭でも様々な役割が求められます。
面倒な誘いや雑用も増えますが、思いがけず先につながることもあるので、誘いにはなるべく乗るようにしましょう。
人によっては介護が始まる場合もありますが、プロに任せるのも決して悪いことではありま
せん。
ただし、可能な限り関わることを忘れないこと。
構成・取材・文/田辺千菊(Choki!) イラスト/日比野尚子