『展望と開運2025』 (村山幸徳/KADOKAWA)第2回【全9回】
2025年がスタートしました! 昨年は元旦の能登半島地震に始まり、豪雨や猛暑など、自然に翻弄された年でしたね。さらに、物価高や円安といったお金にまつわるニュースも多く、将来に不安を覚えた方も多いのではないでしょうか。変化し続ける時代のなかで自ら運を切り拓くためには、どんな心持ちで過ごせばいいのか。毎年、数々の出来事を的中させてきた話題のシリーズ最新版『展望と開運2025』(KADOKAWA)から読み解いていきましょう。今回は、一白水星から九紫火星まで、星ごとのバイオリズムと家庭運を中心にご紹介します。
※本記事は書籍『展望と開運2025』から一部抜粋・編集しました。
生まれ年から本命星を探す
個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。
「二黒土星」2025年のバイオリズム
つよい運勢に支えられて2024年までは東奔西走、忙しく動き続けた二黒土星だが、宇宙の中心に座る2025年は1カ所にとどまってエネルギーを投入。それは自分が求める生活から、求められる生活への転換を意味している。今後10年の基盤をつくる年でもあるから、活動範囲を広げるよりも自己を耕して深掘りする年としたい。
7月に自分の、9月に周囲のバイオリズムが落ち込み、自他のバイオリズムの乖離が大きくなる。このとき、抗ってはいけない。変化に身を任せていれば、運勢は自然に上昇していく。
「二黒土星」家庭と健康
ここ数年の活躍を支えてくれた家族への感謝を形にして示す時期だ。エネルギーの投入先が外から内へ、自分から周囲へと変わる年だからこそ、家族にどれだけ尽くせるかが運勢を左右する。実家を訪れたり、甥や姪の世話をするなど、小さな行動が開運につながる。家の扉やたんすの不具合に気づいたら、リフォームを考えてみるといい。家族への愛を具体的な形で表現することが重要だ。
家族の核となるのは夫婦関係だ。口下手な二黒土星だが、2025年はパートナーの長所をたたえ、感謝の気持ちを伝える努力をしよう。「わかってくれるだろう」との思い込みは捨て、丁寧にコミュニケーションを図ることが大切だ。
ここ数年の頑張りが、いつの間にか二黒土星の身体をむしばんでいるかもしれない。2025年は休みを取りながら、心身を労ることを意識しよう。特にシエスタが健康によい影響を与えるので、昼休みに少し横になる習慣をつけたい。目をつぶり、視覚情報を遮断するだけでも疲労は軽減する。また、健康診断も積極的に受けよう。特にフリーランスの方は、自分で病院に行くことが大切だ。自治体の国民健康保険を利用して、安価に受けられることもある。