物忘れ、判断力の低下が気になるなら。見るだけで「脳力」が鍛えられる写真【脳科学者が考案】

『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』 (西 剛志/アスコム)第8回【全8回】

集中力が続かない、優柔不断、カッとなりやすい...それって性格だから、と考えていませんか? 脳科学者・西剛志氏が考案した「脳の鍛え方」で、それらのお悩みは解決するかもしれません。

西氏が考案した「脳の鍛え方」――それは「写真をみること」。ポイントをおさえて厳選された写真をみることで、「7つの脳力」が鍛えられるというのです。

『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』から、脳を活性化させる画像の一部をご紹介します。

▶【なぜ写真を見るだけで?】90歳になっても脳は鍛えられる!? 脳科学者が考案した「手軽に脳に影響を与える方法」

※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。


【Day7】 記憶力・判断力・実行力・集中力を鍛える写真

物忘れ、判断力の低下が気になるなら。見るだけで「脳力」が鍛えられる写真【脳科学者が考案】 noukita08_ph.jpg
写真:Alamy/アフロ

写真の見方

<ステップ 1>写真の全体を「ぼーっ」と見て、脳のウォーミングアップを行います。
<ステップ 2>下の「4つの見方」にチャレンジしましょう。

【記憶力】目を30秒間左右に動かし全体を眺める

人間の視野は縦よりも横に広がっているため、視野を広く使うと脳がより活性化して、記憶力が高まることがわかっています。滝の端から端まで目を動かして眺めてみましょう。

【判断力】流れが一番速い場所と遅い場所を考える

写真の細かいところまでしっかり見て、流れの速さの違いを感じてみます。かなりの観察力と想像力が必要となりますが、現状から推理することで、瞬時の判断力が鍛えられます。

【実行力】滝から落ちたときの感覚を想像する

どんなふうに体を動かすのかを考えると、脳のてっぺんにある運動野という部位が活性化します。その結果、考えを実行に移しやすくなったり、計画を遂行する力がつきます。

【集中力】気になる1点を見つめながら水の落ちる音を想像する

まばたきせずに写真を見ると、脳は自然と集中モードになります。水の落ちる音を想像することで脳に刺激を与え、意欲まで同時に高める効果が期待できます。

 

西 剛志(にし・たけゆき)

東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年にうまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで1.5万人以上に講演会を提供。エビデンスに基づいた研修、商品開発サービスなども全国に展開。テレビやメディアなどにも多数出演。著書シリーズは海外でも出版され『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)をはじめとして累計32万部を突破。近著に『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方』など。

※本記事は西 剛志著の書籍『脳科学者が考案 見るだけで自然に脳が鍛えられる35のすごい写真』(アスコム)から一部抜粋・編集しました。

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