ダイエットの時にご飯やパンなどの炭水化物を制限する人は多いですが、炭水化物は体の大切なエネルギー源となる栄養素。制限しすぎると体に悪影響を及ぼしてしまう可能性も。そこで今回は"炭水化物の太らない食べ方"を紹介します。"太りやすい度"のチェック方法にも触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。
あなたの"太りやすい度"はどのくらい?
2016年に放送された「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)では、名医が教える"太らない食べ方"について大特集。
最初に紹介されたのは、10個の質問でチェックする"太りやすい度"診断。まずは下記の質問から、当てはまる質問の数を数えていきましょう。
・生活リズムは朝方というより夜型
・食事は3食摂ることが少ない
・朝食を抜くことが多い
・早食い
・食事は炭水化物がないと気が済まない
・野菜を食べることが少ない
・夕食に量を多く摂ってしまう
・夕食の時間は遅いことが多い(21時以降)
・お酒を飲む時は何かつまんでしまう
・寝る前につい間食をする
この中で3~7個当てはまった人はイエローカード。すでに太りやすい食習慣が出来上がっているので、生活習慣の修正がおススメです。8個以上チェックがついた人は、要注意。メタボリックシンドロームの危険性もあるので、今すぐに生活習慣の改善に乗り出しましょう。
炭水化物の"太りにくい"食べ方
また番組では、日本人の主食"ご飯"に代表される炭水化物の太りにくい食べ方もご紹介。岐阜大学教授・早川享志先生は、ご飯を冷やすことが太りにくい食べ方のポイントだと明かしています。炭水化物に含まれるデンプンは、冷えるとレジスタントスターチという特殊なデンプンに変化。体内で消化されにくくなるため、同じ量を食べても暖かいご飯より太りにくいという効果が。
温度的には4℃前後、つまり冷蔵庫と同じくらいがベスト。麺類など他の炭水化物にも適用できるため、「温かいラーメンではなく冷やし中華を食べる」という風に応用してもいいかもしれませんね。
この方法を使ってダイエットしている人は多いようで、ネットでは「糖質ダイエットでどうしてもご飯が食べたくなったら冷やご飯を食べてます」「冷たいおにぎりを作るようにしてる」「冷たいご飯が好きじゃない人は冷や汁ご飯がおススメ」といった声も。
"太らない食べ方"を活用して、健康的なダイエットライフを送ってみては?