前新マミさんに教わりました「お尻のリンパを流す」で下半身の老化をストップ!

加齢とともに硬くなりがちな股関節。健康な生活の基本となる歩行にも影響が出てきます。今回は、股関節と関係のある、お尻のリンパを流していくセフルマッサージとストレッチをリンパティック・ストレッチの考案者である前新マミさんに教えてもらいました。

この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年8月号に掲載の情報です。


リンパ体操とは
練習量の多いバレリーナの疲れを取り、筋肉を蘇らせるメンテナンスのためにリンパティックストレッチ(リンパ体操)を開発。リンパの流れを促進し、体や筋肉を修復・回復、歪みを正すのが目的です。


『お尻の筋肉の衰えは自覚しにくいものです。意識的に鍛えて下半身の老化をストップ』

お尻の筋肉は、歩く、階段の上り下り、骨盤を支えるなど、下半身の多くの動きに関係しています。

股関節を動かすのもお尻の筋肉です。

筋肉が衰えてくると姿勢や足の上がりも悪くなります。

何よりもだらんとしたお尻は老化を感じさせてしまいます。

しかも背面なので自分では気が付きにくく、自覚もしにくいので困ったものです。

ちょっと歩いただけで疲れてしまうという場合も、お尻の筋肉が衰えている可能性があります。

こんな人はぜひトライ!
□足がすぐに疲れる
□股関節周りが硬い、痛い
□姿勢が悪く、腰が丸くなってしまう

《お尻のセルフマッサージ》

前新マミさんに教わりました「お尻のリンパを流す」で下半身の老化をストップ! 2308_P064-065_01.jpg長時間座っているとお尻の血流が悪くなり、疲労物質もたまってこってきます。それが腰痛の原因になることもあります。写真を参照して両足をそろえて倒し、倒した側のお尻を床に押し付けるようにして、小さな円を描いてこっている部分をほぐします。左右差があると思うので、痛い方の回数を多く行うと効果的です。


あおむけになり、足を天井方向に伸ばします。
パンッ! と開脚します。
かかととかかとを合わせることを目的に、足を回し閉じていき、そのまま8秒キープします。
4回行います。

1.

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2.

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3.

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お風呂でストレッチ

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ひざ立ちになって浴槽の縁に手を添えて腰を反らします。縮んでいることが多い、股関節の前と前ももをストレッチして伸ばします。

構成・取材・文/石井美佐 撮影/藤田浩司 ヘアメイク/ange

 

前新マミ(まえあら・まみ)さん

1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。メンテナンスのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書に『寝たままスッキリ! リンパ体操』(高橋書店)他。

●前新マミの「寝たままスッキリ!」リンパティック・ストレッチ・クラス

 


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【月刊誌「毎日が発見」2023年9月号(2023年8月28日発行)の内容は?】

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