ダイエットの目的は余分な体脂肪を減らすこと。余分な体脂肪を減らすことで、体内の中性脂肪を適正な状態に保てば、血管や内臓にかかる負担を軽減できます。すると、生活習慣病の予防や改善だけでなく、スタイルが良くなったり、アンチエイジング効果も期待できます。では、体を健康に保つためのダイエットは、どのように行えばよいのでしょう?
日本ダイエットスペシャリスト協会理事長の永田孝行先生に伺いました。
前の記事「実践! 血液の流れを改善する「寝たまま呼吸」/背伸びダイエット(5)」はこちら。
気づいたときに何度でも行える
二つの呼吸法で内臓機能を高める!
日常生活の中では、ストローを使った腹式呼吸や、両手を体の上で広げてバンザイをする胸式呼吸もおすすめです。家事や仕事の合間にちょこちょこと行うことで、しっかりと呼吸することを習慣づけて、内臓機能を高めましょう。前の記事でご紹介した寝たままできる呼吸法と合わせて、リラックスしたいときや、気分転換したいときなど、気付いたときに、1日何度でも行いましょう。
●ストローで腹式呼吸
ストローをくわえて息を吐く。吐ききったら、ストローで自然に息を吸う。3回。
●バンザイで胸式呼吸
両手をバンザイするように大きく上げて息を吸う。吸いきったら吐く。3回。
取材・文/笑(寳田真由美) モデル/土谷 麻 撮影/藤田浩司
<教えてくれた人>
永田孝行(ながた・たかゆき)先生
株式会社TNヘルスプロジェクト代表取締役、一般社団法人日本ダイエットスペシャリスト協会理事長、医学博士。生活習慣病予防と改善のための食事療法としてGI値に着目、低インスリンダイエットを提唱している。
永田孝行(ながた・たかゆき)先生
株式会社TNヘルスプロジェクト代表取締役、一般社団法人日本ダイエットスペシャリスト協会理事長、医学博士。生活習慣病予防と改善のための食事療法としてGI値に着目、低インスリンダイエットを提唱している。