口の老化は「認知症」や「脳梗塞」のはじまり! 「歯周病」と「オーラルフレイル」セルフチェック

口の健康保てていますか?
大人世代が注意したいのはこの2つ!

1つめ:歯周病をチェック

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チェックの数が

0の場合
いまのところ心配なしですが、年に1度は歯科検診を受けましょう。

1~2の場合
歯周病の可能性あり。歯科で「歯周病でないか」確認してもらいましょう。

3以上
歯周病が進行しているかも。早めに歯科で相談をして対策しましょう。

※出典:8020推進財団「歯周病セルフチェック」より


歯周病になると

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歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭といった症状が起こります。

進行すると、歯が抜けてしまうことも。

歯周病が起こるということは口の中で常に炎症が続いている状態。

炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り込むと、さまざまな病気につながります。

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歯周病菌によって体の中に炎症が起こると、糖尿病や動脈硬化、脳梗塞、認知症などの引き金にも。

また、誤嚥性肺炎の原因にもなります。


2つめ:オーラルフレイルをチェック

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合計の点数が

0~2点
オーラルフレイルの危険性は低いです。

3点
オーラルフレイルの危険性があります。

4点以上
オーラルフレイルの危険性が高いです。

※出典:東京大学高齢社会総合研究機構 田中友規、飯島勝矢


オーラルフレイルになると

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「むせる、食べこぼす」「柔らかいものばかり食べる」「食欲がない」「滑舌が悪い」「口が渇く、臭いが気になる」など、口のちょっとした衰えが重なると、噛む機能や飲み込む力などの口の機能が低下し、食べる力も衰えてしまいます。

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口の機能が低下して食べられるものが制限されるようになると、日々の楽しみが失われるだけでなく、低栄養やサルコペニア(筋力低下)のリスクが高まります。

フレイル、要介護

口の健康を守るケアは?

歯周病やオーラルフレイルを予防するには、セルフケアと歯科医院でのプロによるメンテナンスの両方が必要です。

それぞれどんなケアが必要か確認しておきましょう。

【歯科で】定期的なメンテナンス

かかりつけの歯科医をもち、定期的に口腔ケアを。人によって異なりますが、歯周病予防なら3~4カ月に1度の通院がおすすめ。

【自分で】
・歯磨きを見直す
・グッズの選び方を知る
・スケジュールを決める

1日の口腔ケアを決まりごとにすると無理なく続けられます。

【次回】「口の健康」新習慣! 口腔ケアは昼は「うがいのみ」夜は「しっかり」朝は「ササッと歯磨き」

【まとめ読み】特集「『口の健康』新習慣」記事リスト

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) イラスト/かざまりさ

 

<教えてくれた人>
幸町歯科 口腔外科医院 院長
宮本日出(みやもと・ひずる)先生
歯科医師、歯学博士。愛知学院大学歯学部卒業。日本顎関節学会・代議員・指導医・専門医、厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医・指導教官。国内外に160篇以上の論文を発表し多くのメディアで活躍中。

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。

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