胸やおなかが張る...生理前の不調を感じる人に。人気漢方カウンセラーが勧める「2つの食材」

すぐに疲れてしまう、おなかにガスがたまる、生理前に太りやすい...病院では原因が特定されづらい「なんとなくの不調」に悩まされていませんか? そこで、年間2000人以上の悩みに応えてきた漢方カウンセラー・大久保愛さんの著書『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)より、「漢方×栄養学×腸活」の考え方をもとにした「食薬」のエッセンスをご紹介。ぜひ、自分の「体の状態」に合わせて食事を選び、体調を整えてみてください。

pixta_49430110_S.jpg

オレンジの酸味が残る甘い香りで「気」を巡らせる

生理前になると胸やおなかが張ってきたり、便秘気味になって下腹が出てきたり......なんだか痛いし、見た目もよくないし、ちょっと気分が下がりますよね。

ただ、普段の体調が万全であれば、生理前のネガティブな変化の影響はあまり受けないものなのです。

生理前後の体調は、ここ最近の自分の"成績表"のようなもの。

生理前の不調を強く感じる人は、常に何かを考えてしまう癖があり、気を緩ませる時間がなかったり、栄養状態が悪かったりすることがあります。

漢方では、「張る」症状に対して「巡らせる」という対処を行うので、「気」の巡りを改善する香りの代表的な食材であるオレンジを使います。

【とりたい食材】

●オレンジ

リモネンを最も多く含む柑橘類です。

リモネンには、「気」の巡りをよくする効果や、消化を助けておなかの張りを和らげる働きが期待できます。

ビタミンCの量はレモンよりも少し劣りますが、レモンにはないβ-カロテンが含まれています。

漢方では、ミカンの皮を干したものを「陳ちん皮ぴ」と呼び、胃腸の働きを整え、ストレスの緩和に使われます。

●イカ

「肝」と「腎」の働きを強化し、「血」を補う食材がイカです。

生でも、焼いても、炒めても、ボイルしてもおいしいのが魅力。

高タンパクで低脂質、低糖質、低カロリーであるだけでなく、ビタミンB群や亜鉛などが豊富です。

肝臓を支えるタウリンも多く含まれています。

【お勧めレシピ】イカのソテー オレンジとバルサミコ酢あえ

イカのソテーに、細かく刻んだオレンジやトマト、セロリなど好きな素材をあえて、バルサミコ酢とオリーブオイルをかけたら出来上がり。

◎ミカンを湯に1分程度漬け、表面を拭き、キレイにしてからトースターやグリルで焼く「焼きミカン」もお勧めです。

『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』記事リストはこちら!

81yBLDwdcmL.jpg

とにかくわかりやすい!「漢方×栄養学×腸活」をかけ合わせて、日々の食事を中心に、心と体を整えて不調を解消する55のメソッドが収録されています

 

大久保愛(おおくぼ・あい)
薬剤師、国際中医師、国際中医美容師、漢方カウンセラー。秋田の豊かな自然の中で、薬草や山菜を採りながら暮らす幼少期を過ごし、漢方や食に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人で初めて国際中医美容師資格を取得。漢方カウンセラーとして、年間2000人以上の悩みに応えてきた実績を持つ。

shoei.jpg

『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』

(大久保愛/KADOKAWA)

女性ホルモンの分泌の変化で起こるさまざまな不調は、「5つの体質」に分類して考えることができます。自分の体質を診断したうえで、「体の不調別」にオススメの食材が提案されるので、とにかくわかりやすい! 漢方カウンセラー考案の不調解消メソッドが詰まった、あなたの「食べる薬」がわかる保存版の一冊です♪

※この記事は『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(大久保愛/KADOKAWA)からの抜粋です。
PAGE TOP