便秘や肌荒れなど、あらゆる体の不調を改善できる「便活」をご存じでしょうか。"くびれ母ちゃん"として人気の姿勢改善コアトレーナー・村田友美子さんが考案したメソッドで、太りやすい体からも卒業できると話題です。そこで村田さんの著書『くびれ母ちゃんの出せるカラダ - デトックスがとまらない!』(ワニブックス)から、すぐに使える「便活メソッド」の一部を連載形式でお届けします。
"出せるカラダ"のつくり方「脚の付け根まわり」
脚の付け根の筋肉が硬く短くなると、猫背になりやすくなります。
背中が丸まることは内臓の圧迫につもながるため、改善が必要です。
腸腰筋(ちょうようきん)
背骨と脚の付け根をつなぐ「大腰筋」と、骨盤と脚の付け根を結ぶ「腸骨筋」「小腰筋」の総称で、上半身と下半身をつないでいる筋肉。
座りっぱなし、立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢でいると、この筋肉は硬く短くなります。
【やり方】(左右各90秒)
①左の骨盤と恥骨を結んだ線の真ん中にボールを当てる。
②うつ伏せなり、ひじは肩の真下につき、右脚はお尻の真横に90度に出し、左ひざを折る。
③ゆっきり呼吸をしてボールをカラダにじっくり沈みこませ、脚の付け根をほぐす。
・余裕がある人は、左脚をさらに上げる
・右も左もひざは90度に曲げる
・横から見るとボールはほとんど見えない
・脚の付け根部分にボールを沈みこませる
Point:骨盤は床につけ、肛門と恥骨で床を押して、深くボールを沈めましょう。
※書籍に付録されたほぐしアイテム「deruderuBall」でもOKですが、腸腰筋は脚の付け根の奥にあるので、(著者プロデュースのほぐしアイテム「Hoggsy」やテニスボールなど)小さいボールのほうが奥に入りやすくほぐしやすいです。
図解イラスト/ラウンドフラット 撮影/岡部太郎
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