便秘や肌荒れなど、あらゆる体の不調を改善できる「便活」をご存じでしょうか。"くびれ母ちゃん"として人気の姿勢改善コアトレーナー・村田友美子さんが考案したメソッドで、太りやすい体からも卒業できると話題です。そこで村田さんの著書『くびれ母ちゃんの出せるカラダ - デトックスがとまらない!』(ワニブックス)から、すぐに使える「便活メソッド」の一部を連載形式でお届けします。
内臓を支える土台、骨盤底筋がグラグラ!?
内臓を下垂(※)させてしまうのは、腸や子宮などを下からハンモックのように支える骨盤底筋が弱いことが大きな原因のひとつです。
※内臓下垂=内臓が下がり、腸が押しつぶされて、消化・吸収・排便のサイクルを乱す。ぽっこり下腹の原因にも。
骨盤底筋の引き上げは膣を引き上げて感じることができます。
膣を引き上げると、内臓もぐぐっと上がるのはもちろんのこと、姿勢もよくなり、くびれができます。
ただ、骨盤底筋は意識がしづらいうえに、女性は妊娠などによってゆるみやすく、使わないとすぐに老化してしまいます。
でも心配しないでください。
何歳からだって膣の引き上げは鍛えられる!
私も骨盤底筋を意識して膣を引き上げたことで、姿勢もボディラインも変わりました。
私のところで働くトレーナーたちもみんな同じように姿勢がよくなり、便秘が解消しました。
それは骨盤底筋が特殊な働き方をするから。
呼吸によって骨盤底筋の引き上げると、体幹部をコルセットのように締めてくれる腹横筋や、呼吸にかかわる横隔膜、姿勢を保つ多裂筋の4つが連動するのです。
そのためには、骨盤まわりをほぐしておくこと、いつでも使えるように引き上げの練習をすることが大切。
内臓下垂だけでなくボディラインも変わり、見た目年齢が一気に若返ります。
【Check!】骨盤底筋の力を感じてみる
①股の部分に手(肛門に中指)を当てる。
②最初は呼吸の動きを感じて。吸ったときに膣が手に当たり、吐いたときに手から股が離れる感覚を感じてみる。これが骨盤底筋。
③息を大きく吸って骨盤底筋を落とし、息をゆっくり吐いて骨盤底筋を引き上げる。
この骨盤底筋の引き上げが強くなると内臓も引き上がる!
図解イラスト/ラウンドフラット
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