腸が第二の脳と呼ばれ、健康を支える司令塔だと知っていますか? 「腸には1億個におよぶ神経細胞が存在し、自律神経の影響を受けます」と語るのは自律神経の第一人者・小林弘幸さん。その小林さんが新しく提案する呼吸法は血流をアップさせ、自律神経が整うとともに腸内環境の向上に役立つと注目を浴びています。著者の提唱する『自律神経を整える「長生き呼吸法」』(アスコム)から新しい呼吸法の極意をご紹介します。
猫背の方は、胸郭がすぼまり、浅くて速い呼吸になりがち。血流が不足して肩こりになりやすい傾向があります。
「肩こり解消呼吸」は、首や肩にたまった疲れをほぐしつつ、ゆっくり深呼吸することができます。
「長生き呼吸法」アレンジブレスA
▼肩こり解消呼吸
首や肩にたまったコリをほぐしつつ、ゆっくりと「長生き呼吸」をします。
お風呂で体を温めながら行うと、さらに効果が上がります。
首を回しながらゆ~っくり呼吸をする
姿勢のポイント
◎ 背筋を伸ばして座る
◎ 肘を伸ばす
◎ 手首をクロスさせる
呼吸のポイント
◎ 首をゆっくり回しながら、6秒息を吐き、3秒息を吸う。
◎ 逆回しもして1セット、計5セット行う
アレンジ
◎お風呂に浸かりながらでもOK!
【まとめ読み】長生きしたい人は必読!「自律神経を整える「長生き呼吸法」」記事リストはこちら!
全5章にわたって、腸内環境の改善など「長生きするための呼吸法」の知識や実践方法が解説されています