体のラインが気になるとダイエットしてはリバウンドする――その繰り返しの日々にそろそろ疲れていませんか? 実は、月にたった5日間の短期トレーニングをすれば、そもそもダイエットいらずの体質になれるそうです。そこで、モデルや女優が通うという大人気メディカルトレーナー・岩井隆彰さんの著書『5日だけトレーニング』(大和書房)から、モデルのMALIA.さんも実践しているという「ボディラインが変わる」メソッドを連載形式でお届けします。
朝は「脂肪が燃えやすい身体」をつくる
朝は、睡眠から目覚めたばかりで代謝が低い時間です。
でも、これから1日がスタートするのですから、身体にスイッチを入れて目覚めさせなければなりません。
1日のはじまりは、ベッドの上で寝たまま下半身を刺激するトレーニングからスタートします。
毛細血管のすみずみまで血液が行き渡るようにイメージして、下半身の大きな筋肉に負荷をかけます。
同時に、背筋・腰筋・お尻から太ももの裏・ふくらはぎにかけての筋肉を鍛えますから後姿がきれいになりますし、骨盤も立ちやすく、姿勢もよくなります。
全部で5ポーズあるのでだんだんきつくなってくると思いますが、最後まで高い意識をもって行えば、アキレス腱のラインもくっきりしてきます。
【寝起きのトレーニング】下半身を全体的に刺激する
準備ポーズ
ベッドに仰向けに寝たまま、膝を立てます。
足は肩幅と同じくらいに軽く開いて、手は身体の横に沿うように伸ばして、手の平を下に向けます。
目覚めたばかりの身体にスイッチを入れるトレーニングです。
このトレーニングでは、背筋の下部、腰部、お尻、太ももの裏、ふくらはぎにかけて、全体的に動かします。
最初のポーズで下半身を全体的に、次に左右の太ももの裏、ふくらはぎ、と部位別にさらに負荷をかけて最後にお尻全体を刺激していきます。
夕方にかけて徐々に代謝は上がっていきますが、朝に下半身の大きな筋肉を刺激することで、1日中代謝のいい身体をつくることができます。
すべてのポーズで下腹部をへこませながら行うことがポイントです。
寝起きのトレーニング1
1.両手を床についてお尻をぐっと持ち上げます。30秒キープ!
2.肩から膝までが一直線になるように、腰が落ちないように注意しましょう。
ここがポイント
このポーズでは、下半身を全体的に刺激するので、朝から代謝のいい身体をつくることができます。
さらに下腹部をへこませるようにしながら行うと、下半身だけでなく、ぽっこり下腹部が締まって、くびれづくりにも効果的です。
きつくなってくるとお尻が落ちてきてしまいますから、しっかり意識をもってキープしましょう。
お尻から太ももにかけてジンジンとしてくれば、効いている証拠です。
※その他のトレーニング方法は書籍で紹介されています
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