リコピンで血糖値改善!糖尿病を遠ざける「トマト」活用レシピ2選

冬になると外出が減りがちです。暖房の効いたお家でご飯を食べて、運動しない生活では、体に脂肪がつき糖尿病の原因に。糖尿病を予防・改善するには食事を見直すことが必要です。長年、糖尿病の治療を行っている栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅先生に、薬に頼らずに血糖値を下げる食材「トマト」の効果やレシピについて聞きました。

2001p043_01.jpgリコピンで血糖値改善する食材『トマト』

「トマトには抗酸化作用のある『リコピン』が含まれています。細胞や血液を老化させる活性酸素を除去し、血糖値を下げる効果があります」と栗原先生。

生のトマトは細胞壁が硬く、かんでも細胞壁の中にある「リコピン」を摂取しにくいです。ミキサーにかけたり、すりつぶしたりすると、細胞壁が壊れて吸収が良くなります。市販のトマトジュースも、生のトマトと同じ効果が期待できます。

「リコピン」は油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、オリーブオイルと一緒に取ると良いでしょう。香辛料のシナモンは、血液をサラサラにして、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

リコピンが活性酸素を除去!オリーブオイル入りトマトジュース

1人分 73kcal/塩分0g おすすめは1日トマト1個分

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材料(1人分)

食塩無添加トマトジュース...200㎖
エキストラバージンオリーブオイル...小さじ1

作り方

①コップにトマトジュースを200㎖入れて、ラップをしないで600Wの電子レンジで約15秒温める。
②オリーブオイルを入れて軽くかき混ぜる。

ポイント

朝食のときに飲むとトマトの成分が吸収されやすい。

血糖値を抑える二つの素材!『シナモントマト』 

1人分41kcal/塩分0g

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材料(2人分)

トマト...2個
シナモンパウダー...大さじ1
黒砂糖...少々

作り方

①トマトはヘタを切り落とし、くし形切りにする。
②シナモンパウダーと黒砂糖をふりかけて混ぜ合わせる。

ポイント

シナモンに体を温める効果があるので寒い時季に最適。

取材・文/松澤ゆかり 調理・スタイリング/渡邊美穂 撮影/菅原史子 栄養計算/スタジオ食

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<教えてくれた人>

栗原毅(くりはら・たけし) 先生

医学博士、栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学教授などを経て現職。著書は『名医が教える「本当に正しい糖尿病の治し方」』(エクスナレッジ)など多数。

この記事は『毎日が発見』2020年1月号に掲載の情報です。

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