インフルエンザや風邪の予防、生活習慣病のリスク低下、さらには美容にもいい「飲み物」があるのをご存じでしょうか。それは普段から飲まれる方も多い「紅茶」です。「13の効能がある」という紅茶のスペシャリスト・斉藤由美さんがまとめた著書『紅茶セラピー 世界で愛される自然の万能薬』(ワニブックス)から、健康のために取り入れたい「紅茶のレシピと飲み方」を連載形式でお届けします。
料理のレパートリー広がる「紅茶豚」
豚肉を紅茶で煮ることで、豚肉の臭みが消え、しっとりとした柔らかいおいしさになります。
いただくときは、好みの調味料をかけて、おつまみ感覚でも、角切りにして、炒飯の焼き豚代わりや、ラーメンにトッピングしても。
スライスしてサラダにトッピングしてもおいしくいただけます。
材料(作りやすい分量)
ティーバッグ......2袋
水......1L(鍋に入った肉が隠れる分量で調節)
豚バラブロック肉......200g
作り方
1.鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したらティーバッグと豚肉を入れ、中火で約3分煮ます。
2.火を弱火にし、ティーバッグを取り出したら、約40分間、煮込みます。
3.豚肉を取り出したら、できあがり。
紅茶風味の「オニオンスープ」
紅茶には、味わいをまろやかにし、コクを出してくれるという隠し技があります。
抗酸化パワーの高い玉ねぎと合わせると、紅茶のパワーとの相乗効果で強力な抗酸化メニューになります。
パンやクラッカーを添えて、夜食にもおすすめです。
材料(2~3人分)
玉ねぎ......1/2個
ティーバッグ......1袋
水......500cc
コンソメの素......1個
醤油......小さじ1
塩、コショウ......少々
オリーブオイル......少々
作り方
1.薄くスライスした玉ねぎを、軽く熱してオリーブオイルを引いた鍋で、しんなりするまでよく炒めます。
2.鍋に水とコンソメの素を入れ、沸騰するまで煮ます。
3.沸騰したらティーバッグを入れて、弱火で約3分煮たあと、ティーバッグを取り出します。
4.醤油を加え、塩、コショウで味を整えて、できあがり。
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体に与える13の効能から、すぐに使えるアレンジレシピまで、全9章にわたって「紅茶」の全てが語りつくされます