84歳の美容研究家の「一杯の水でスタートする朝の過ごし方」

84歳のいまもなお、現役の美容研究家として第一線で活躍する小林照子さん。
イキイキと活動できる秘訣を5回にわたり伺いました。1回目は「朝の過ごし方」です。

84歳の美容研究家の「一杯の水でスタートする朝の過ごし方」 1912p107_04.jpg朝起きたら、「よく眠れたわ。すっきりしたわ!」と自分に声をかけるのが、若いころからの習慣です。


朝一杯の水で、一日が始まります

「前日がどんなに遅くても、朝5時か6時には必ず目が覚めます」という小林照子さん。

朝日とともに起きるリズムが身についているそうです。

朝起きて最初にすることは、ベッドサイドに用意しておいた水を一杯飲むこと。

ベッドで水を飲んでいると、3匹の猫たちが、「起きて起きて」とばかりにやってくるそうです。

「私の寝室は、家の中で朝日がいちばん差し込むんです。だからカーテンの外の様子を見たくて、猫たちがやってきます。明るく大きな声で"おはよう!"と猫たちに声をかけたら、頭も体もシャッキリ目覚めて、新たな一日がスタート。毎朝"おはよう"って声をかけていたら、猫だって"おはよう"って言うようになるものですよ(笑)」

寝室を出てまずは、猫たちの世話をします。

トイレを掃除して、水を取り換えて。それから、植木や花にも水をやります。

猫たちのごはんは、娘のひろ美さんの担当だそう。

「若い猫にはこのごはん、年を取った猫にはこれ、と細かいこだわりがあるみたい。猫に"ごはん食べる?"と聞くと、"ゴハーン"って言っているみたいな声で返事をするの(笑)。私は、相手が猫でも子どもでも、乱暴な言葉遣いは一切しません。だって、いちいち差別するのは好きじゃないし、意味がないことだから。面倒なことはしないんです」

猫と緑の世話を終えたら、今度は自分の身支度です。

シャワーを浴びて髪を乾かし、服を選んで、メイクをします。朝食は、食べたり、食べなかったり。

「"健康のためには、朝はしっかり食べた方がいい"とか、"体が目覚めていないから、朝食は食べない方が体にいい"とか、いろいろな考え方がありますが、私は"こうしなきゃいけない""これでなければダメ"とは、特に思わないのです。だから、そのとき食べたいと思ったものを満足ゆくまで食べます。腹八分目も気にしません(笑)」

食事だけでなく、何をするときにも常に自分の直感力を信じて、できるだけ柔軟に行動するようにしているという小林照子さん。

そんな柔軟な姿勢こそ、いくつになっても若々しさを保つ秘訣の一つかもしれませんね。

ある日の朝

6:00 水を一杯飲んだら体が目覚めます

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目が覚めたら、前の晩、枕元に用意しておいた水を一杯飲むのがお決まり。体が目覚めていくのを感じるそう。


6:10 愛猫に「おはよう!」と声かけ

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朝いちばんにするのは、ミー太郎(写真中央)、ルルド(写真右)、ラパリーナ(写真左)、3匹の猫の世話です。

6:30 植木に水をやるのも朝の日課の一つ

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水仕事が好きで、植木や花の水やりも毎朝のこと。キッチンでも洗い物は積極的に担当するようにしてます。


7:00 朝ごはんはその日の気分で

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この日の朝食は、牛乳とサラダでした。いただきもののお菓子だけなんて日もあれば、お味噌汁を作ることあります。

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/木下大造 写真/美・ファイン研究所、PIXTA(ピクスタ)ヘアメイク/藤枝暁子(美・ファイン研究所)

 

小林照子(こばやし・てるこ)さん

美容研究家。1935年、東京生まれ。91年に(株)美・ファイン研究所を設立。後進の教育に尽力し、これまでに約3000人を育成。最新刊『人生は、「手」で変わる。』(朝日新聞出版)が好評発売中。

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人生は、「手」で変わる。

84歳にして現役経営者・美容研究家が教える、しなやかに生きるための極意。人生は自分の「手」で切り拓き、変えていくもの。人生100年時代に輝き続ける珠玉の言葉の数々がたっぷり詰まった一冊。

この記事は『毎日が発見』2019年12月号に掲載の情報です。

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