健康のために「体を動かそう!」と思っても、運動が苦手だからなかなか始められない・・・。そんなあなたにおすすめなのが『指ヨガ』。「指は第2の脳。ヨガの呼吸を合わせれば、体を使ったヨガと同じだけの効果がある」と35年の指導歴を持つヨガインストラクター深堀真由美さんは言います。そんな深堀さんの著書『指だけヨガ~全身ポーズと同じ効果』(大和書房)から、簡単で気持ちよく、健やかな体を手に入れられる「指ヨガのやり方」を連載形式でお届けします。
中指だけヨガの効果
【中指】脳、背中、腹に対応!
睡眠障害、イライラを緩和、集中力アップ、もの忘れ防止、腰痛など
中指に対応する領域は、脳から背中(脊髄)で、中枢神経や自律神経など神経系と関係があります。
そのため、中指を刺激すると脳の疲れともいえるストレスや睡眠障害、たとえば寝つけない、夜中に何度も目が覚めてその後寝つけない、朝なかなか起きることができないなどの不調の改善を促してくれます。精神的なストレスからくる焦燥感やイライラを緩和。さらに、脳の機能を高めて注意力散漫、もの忘れなどを予防する効果も期待できます。
さらに、肉体的には背中から腰にかけてのこりを緩和する効果も期待できます。
【魚のポーズと同効果】
魚のポーズは、胸を持ち上げて広げることで深い呼吸をもたらし、首や脳を適度に刺激して自律神経のバランスを整え、睡眠障害などの不調の改善を促します。
【やり方】
1.基本の指だけヨガの形をとる。(※以下関連記事を参照)
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2.ほかの指は指先を合わせたまま、中指どうしを意識して力を入れて圧の高い状態にして大きく深呼吸、「吸って、吐いて」を5回くり返す。
3.すべての指先に力を入れて指どうしを押し合い、圧の高い状態にして大きく深呼吸、「吸って、吐いて」を5回くり返す。
指を離して腕をおろし、息を吐いて肩、腕、指先の力をぬく。
*1から3を「1セット」として、これを3セット行う。
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6章にわたり、「指ヨガ」の基本から応用、さらに「足指ヨガ」まで、その効果と方法をイラストでわかりやすく紹介。体験者のレポートも