座ってひざを伸ばすだけ。歩くのがつらくなる前にやってほしい「大人の健康体操」

年齢を重ねるにつれて、「肩が上がらない」「足元がおぼつかない」など、若いころにはなかった体の不具合が出てきますよね? そんな悩みを解決できる1日たった10秒の運動があるんです。それは、全国で1万人以上に健康体操を教えてきた簗瀬寛さんが考案した介護予防&未病のための健康体操。今回は、簗瀬さんの著書『ごぼう先生と楽しむ大人の健康体操』(あさ出版)から、そのエッセンスを連載形式でお届けします。

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楽しむことが何より大切

さて、いよいよ、大人の健康体操をご紹介していきます。

介護予防につながる5つのキーワード「テクテク、モグモグ、ワクワク、コツコツ、ドキドキ」に合わせた体操がそれぞれ2つずつあります。まずはひとつ、10秒だけでかまいませんので、試してみてください。

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お一人でされても効果は期待できますが、ご家族やご友人などと一緒にされると、また違った楽しさが出てきますよ。

【ごぼう先生 大人の健康体操】

●テクテク体操
歩くこと、外出をすること。椅子に座ってひざをピーンと伸ばす体操。

●モグモグ体操
食べること。いつまでもおいしく食事をするために、口の周りや舌を動かし、唾液の分泌を促す体操。

●ワクワク体操
楽しい気持ちになること。声を出しながら体を動かして頭と体を楽しくさせる体操。

●コツコツ体操
継続すること。お風呂や歯磨きなど、日常生活の中でできる体操。

●ドキドキ体操
期待感や緊張感を持つこと。あえて脳を混乱させることで活性化を図る体操。

<例:テクテク体操1のやり方>

介護予防のために大切なこと。それは、自分の力で歩くこと、歩けることです。そのために必要なひざを伸ばす筋肉、大腿四頭筋と呼ばれる太ももの表にある筋肉を鍛えていきましょう。

1.両手を右の太ももに置きます。
2.手を置いたまま、右足をピーンと一直線に伸ばします。

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3.両手で太ももに力が入っているか確かめながら5秒数えます。

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4.ひざは伸ばしたままつま先をぐっと手前に向け、5秒数えます。

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5.両手を左の太ももに置きます。
6.手を置いたまま、左足をピーンと一直線に伸ばします。
7.両手で太ももに力が入っているか確かめながら5秒数えます。

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8.ひざは伸ばしたままつま先をぐっと手前に向け、5秒数えます。

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※その他の健康体操のやり方は、『ごぼう先生と楽しむ大人の健康体操』で紹介されています。

ごぼう先生考案の楽しい介護予防「大人の健康体操」記事リストはこちら!

056-syoei-gobou.jpg介護予防・未病にために効果を発揮する、10の「大人の健康体操」が写真でわかりやすく紹介されています

 

簗瀬 寛(やなせ・ひろし)

1985年、愛知県生まれ。通称、ごぼう先生。株式会社GOBOU代表取締役。鍼灸師。社会福祉主事任用資格。2014年より「リハビリカフェ倶楽部岡崎店」を運営。全国各地の介護施設で“大人の体操のおにいさん・ごぼう先生”として「介護予防」をテーマに講演、健康体操の普及に努める。さまざまなテレビ、新聞、雑誌等活動の幅を広げている。

監修:白澤卓二(しらさわ・たくじ)
1958年、神奈川県生まれ。医学博士・医師。米国ミシガン大学神経学客員教授。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。

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『ごぼう先生と楽しむ大人の健康体操』

(簗瀬 寛、監修:白澤卓二/あさ出版)

テレビ、新聞などで人気の“大人の体操のおにいさん”ごぼう先生が考案した、介護予防や未病のための健康体操、介護の心得などがまとめられています。長く元気な生活を送るために、手元に置いておきたい一冊です。

※この記事は『ごぼう先生と楽しむ大人の健康体操』(簗瀬 寛、監修:白澤卓二/あさ出版)からの抜粋です。
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