ほんの少し前までの夏のような暑さが嘘のように、一気に秋らしい季節になりました。
こうして涼しくなってくると恋しくなるのが「煮もの」。
食卓に一品あるだけで、なんだかほっこりしますよね。
でも、いつも何となく似たような甘辛味...なんてこと、ありませんか?
たまにはちょっと違うものを作ってマンネリを防ぎたい! そこで、『3分クッキング』11月号の特集「ほめられる煮もの」に気になるレシピがあったので、早速作ってみました。
「根菜と鶏肉の梅煮」です。
れんこんには「タンニン」という成分が含まれているので、風邪をひきやすいこれからの季節にぴったり! 喉の炎症を改善し、咳を抑えてくれます。
いつもの筑前煮を梅風味にアレンジ
「根菜と鶏肉の梅煮」
材料4人分
鶏もも肉......1枚(250g)
(しょうゆ小さじ1)
ごぼう......(大)1本(200g)
れんこん......1節(250g)
さやいんげん......6本
煮汁
・水......2カップ
・砂糖、みりん......各大さじ1
・酒......大さじ2
・梅干し......2個
・しょうゆ......大さじ1 1/2
ごま油
作り方
1 鶏肉は一口大に切り、しょうゆをまぶす。ごぼうはタワシなどできれいに洗って乱切り、れんこんも乱切りにしてともに水にさらす。いんげんは長さを3等分に切る。梅干しは種を除き、2~3等分にちぎる。
2 鍋にごま油小さじ2を熱し、鶏肉を皮目から焼く。両面を1分30秒ずつ焼いたら、ごぼう、れんこんを加え、全体に油がまわるまで1分ほど炒め合わせる。
3 煮汁の材料を加えて落としぶたをし、強めの中火で15分煮る。落としぶたをとってアクを除き、いんげんを加えて3分ほど煮る。
ごろっと大きめに切った根菜は、食感も良く食べごたえもしっかり。
梅の程よい酸味とうまみが効いていて、箸が進みます。おいしい...!
ちなみにれんこんだけでなく、ごぼうと梅も喉の炎症を抑える効果が期待できます。
作り方も普通の煮ものと変わらず簡単なので、ちょっと疲れたな、風邪っぽいな、という時のために覚えておいて損はありません!
もちろん、普段の食事にもオススメです♪
調理、文=きこなび(月乃雫)