いろいろなダイエットを試したけれど、結局リバウンドを繰り返してばかり...。そんな諦めかけているあなたにお届けしたいのが、日本初のダイエットコーチ・EICOさんの著書『絶対リバウンドしない!朝・昼・夜の痩せルール』(あさ出版)にまとめられた「時間別ダイエット」のメソッド。今回はその中から、12のヒントを連載形式でご紹介します。
ダイエット的朝ごはんはわざわざ作らなくてもレンジでチンでOK
3食きちんと食べたほうがいいのはわかっていても、朝はとにかく時間がない!そんなあなたに、取り入れてほしい朝食メニューがあります。
まず、スーパーでぜひ買ってほしいのが、冷凍の焼きおにぎり・冷凍のブロッコリー・野菜ジュース・卵。冷凍の焼きおにぎりは、多くのものが1個約50グラムなので、2~3個をレンジでチンして食べましょう。
他にも冷凍のブロッコリーをひとつかみ、レンジでチンして、ポン酢をかけて食べ、野菜も摂取。それが難しい時は野菜ジュースを。野菜ジュースは、加熱処理や搾汁しているので、ビタミンC、食物繊維などは生の野菜より少ないですが、ミネラルやリコピンなどはたっぷり。リコピンは生活習慣病などを予防してくれるだけでなく、美肌にも効果的。
そんなリコピンは朝の摂取こそ一番吸収率が高いというデータも出ています。また、卵は肌や筋肉を作るタンパク質源。休日に多めに茹でておいて1日1個を目安に食べてください。
朝に頭がボーッとして食欲がわかない人は、炭酸水をコップ1杯飲むことで、胃腸が刺激され、目覚めすっきり。
また炭酸水を飲むことで二酸化炭素が体に入ると、酸素が足りなくなった体が、酸素を取り込もうとするので血流促進にもGOOD。
これは、運動した時の状況に近く、血流がアップすることで、成人女性の2人に1人が悩むと言われる冷えの予防にもなります。
牛乳、チーズ、ヨーグルト......乳製品は1日1回1種類を目安に!
あなたは1日に何回カフェオレを飲みますか?
カフェオレはコーヒーと牛乳を合わせて作られています。1日に必要な牛乳の量の目安は、コップ1杯。しかし、ダイエットレッスンの生徒さんの中に、カフェオレが大好きで毎日1リットルの牛乳を飲んでいる女性がいました。
それ以外にもチーズが好きで、朝食はパンにチーズとヨーグルト。夕飯はグラタン。
本人いわくジムに通って運動をしていたり、糖質制限をしているけど、なかなかやせないとのこと。食事の記録をつけてみて気づくのですが、ひとり暮らしの彼女は10年間ほぼ毎日牛乳を買うのが当たり前になっていたそう。乳製品のとりすぎが太る大きな原因の一つになっていたのです。
乳製品は、牛乳以外にもいろいろな種類があります。私たちの食卓に並ぶものは、チーズ・ヨーグルト・バター・アイスクリームなどでしょうか。
乳製品の中でもバターやチーズ、アイスクリームは、タンパク質以外にも脂肪分が多く含まれています。
料理の時によくチーズを使う、洋菓子をよく食べる、体にいいからと毎食ヨーグルトを食べているという人は要注意!
乳製品だけで1日に必要なタンパク質をとろうとするとやせることが難しいのです。乳製品はタンパク質の補助だと思って、ダイエット中は1日1回1種類を目安にとりましょう。
朝昼夜の時間帯でできるダイエット法は実践的で使いやすい!チェックリスト形式で習慣付けも簡単です