「目の疲れ」の解消に!眼科医が薦める「鮭となすの揚げびたし」

「老眼が進んできちゃった・・・」と嘆いている人、いませんか? 実はそれ「ふだんの食事」を変えるだけで、改善するかもしれません。老眼にドライアイ、緑内障など、40代から気にするべき目の不調は「目の栄養不足」が原因の1つなんです。そこで、今回は話題の新刊『眼科医がすすめる 目の不調を感じたら毎日食べたい料理』(平松類・KADOKAWA)より、目の不調の原因や、目に必要な栄養素、目のために毎日食べたい料理のレシピなどを連載形式でご紹介します。

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いよいよ秋が近づいてきました。過ごしやすくなって、夜更かしをしがち。目の疲れの症状が出やすく、老眼を感じやすい時季。抗酸化作用のある食材を積極的にとってください。

目に効果的な抗酸化物質と、DHA・EPAで目の疲れを解消

夏の疲れが出やすいときなのに「秋の夜長」などと、夜更かしをして目を酷使してしまいがち。読書やスマートフォンの操作は目が乾きやすく、疲れやすくなるので、活性酸素を除去する抗酸化物質を含む食品や、涙の質をよくするDHA・EPAを含む食品を積極的にとりたいところ。

秋が旬の鮭は、アスタキサンチンという血流をよくする抗酸化物質を含み、目に効果的。涙の成分をよくする、DHA・EPAも豊富で、さんまにも多く含まれます。

ほかの食材では、ルッコラやロメインレタスにルテインが含まれるほか、キウイフルーツにも含まれます。β -カロテンは、チンゲンサイや、かぶの葉にも多く含まれます。

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削りがつおのうまみでコクあり
「鮭となすの揚げびたし」

材料(2人分)
生鮭......2切れ
なす......3~4個(約300g)
揚げ油......適量
片栗粉......適量
[たれ]
・しょうゆ......大さじ2
・みりん......大さじ2
削りがつお......小1袋(約3 g)
水......1カップ

作り方
1. 鮭は水けをふき、4等分のそぎ切りにする。なすは大きめの乱切りにし、水けをふく。

2. フライパンに深さ1 cmの揚げ油を入れて高温(約180℃)に熱し、なすを入れて4~5分揚げ、油をきる。続けて鮭に片栗粉をまぶして入れ、3~4分揚げて油をきる。ともにバットに広げる。

3. 鍋にたれの材料、削りがつお、水を入れて強火 にかけ、煮立てる。火を止めて2にかけ、20分以上おいて味をなじませる。

調理:小林まさみ 撮影:木村拓

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3章構成で、老眼やドライアイなど「目の不調」の解説から、目に優先的に届くルテインなど「目に必要な栄養素」の解説、そして「目のために毎日食べたい料理」レシピが60種以上(!)、季節ごとに紹介されるなど「目の不調が心配な人」は必携の一冊です

 

平松類(ひらまつ・るい)

眼科医・医学博士。二本松眼科病院眼科病院に勤務。患者さん自身が病気のことを知ることが治療への早道ということから、わかりやすく病気のことを伝え、また最新の医学的知識から「医者任せではない、自分でできる医療情報」を提供している。著書に『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)、『緑内障の最新治療』(時事通信社)など多数。テレビやラジオなどでも医療情報を発信している。


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『眼科医がすすめる 目の不調を感じたら毎日食べたい料理』

(平松類/KADOKAWA)

「目の不調を食べ物で改善する方法」を医師が教えてくれる話題の一冊。老眼、ドライアイ、緑内障、白内障、加齢黄斑変性症などの目の不調の原因の1つを「目の栄養不足」と捉え、「目の病気の原因」と、「それを改善するために必要な栄養素」、さらに「眼科専門医のお墨付きの料理」60種以上のレシピを紹介。巻末には便利な料理INDEXも付いた保存版です!

※この記事は『眼科医がすすめる目の不調を感じたら毎日食べたい料理』(平松類/KADOKAWA)からの抜粋です。
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