肩がけカバンは要注意!?「腰痛予備軍」セルフチェック

いまや日本人の4人に1人が悩まされているという腰痛。ですが、腰痛持ちのうちの8割の方は、痛みの明確な原因が分からないといわれています。「そこで、腰痛の大半は、日常の習慣からくる体のゆがみが原因です」と話し、骨格アライメント治療(骨格を正しい位置に整える治療)の第一人者である細野周作先生に、腰痛の原因や腰痛予防について教えていただきました。

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腰痛の原因の大半は体のゆがみにあります!

●思い当たることは、ありませんか?
□家にいるときは座りっぱなしのことが多い
□カバンは、いつも同じ方の肩に掛けている
□いすに座るときは脚を組むことが多い
□姿勢が悪いと指摘されたことがある
□最近、太ったと思う
□ひざの痛みがある

上のチェック事項に、当てはまることはいくつありましたか? 思い当たることがまったくない方は、しっかりした姿勢で生活できています。体を動かす生活を続けましょう。一方、一つでも思い当たることがあった方は、腰痛予備軍です。

「座りっぱなしのことが多い」「カバンは、いつも同じ方の肩に掛けている」「脚を組むことが多い」といったクセのある人は要注意。何げなく続けている習慣が体のゆがみを引き起こし、腰痛のリスクとなります。

「体のゆがみとは、骨格の位置にずれが生じることです。骨同士は関節でつながっていますので、体のどこかにずれが生じると次々にずれてしまいます。特に、骨盤と大腿骨をつなぐ股関節はゆがみやすく、意識して正しい位置を維持する必要があります。腰椎が前後や左右へたわみ、骨盤の背中側にある仙腸関節に負担がかかるなど、骨格のゆがみに発展すれば、腰痛やひざ痛をはじめさまざまな不調が生じます」(細野先生)。

体のゆがみや筋肉のバランスの乱れは自分では分かりにくいものです。腰痛にお悩みの方はもちろん、腰痛予備軍の人も、次回ご紹介する骨盤ストレッチに取り組んでみましょう。運動する際は、いま自分が動かしている体の部位(筋肉)に意識を集中し、息を止めずに行います。続けるうちに体のゆがみが改善され、筋肉の可動域が広がり、痛みは軽減。体も動かしやすくなるでしょう。

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 

 

<教えてくれた人>

細野周作(ほその・しゅうさく)先生

細野クリニック院長。東京医科歯科大学医学部卒業後、東京都済生会中央病院、東京大学医学部附属病院を経て独立。著書に『ゆがみを治せば、病気が治る!-骨格アライメントへの招待-』(ゴマブックス)など。

この記事は『毎日が発見』2019年8月号に掲載の情報です。

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