「つい食べ過ぎた...」でも、気にしないで。シンプルなルールを徹底すべし/最強の食べ方

ダイエットのためにどれだけ運動&筋トレしても、「食事」が悪ければすべてムダ...。
Twitterフォロワー数65万人(2019年1月現在)の大人気マッチョ社長、Testosterone氏による最強の食事管理法をご紹介。何をどれだけ食べればいいかが超シンプルにわかります!
※この記事は『 筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』(Testosterone/KADOKAWA)からの抜粋です。

前の記事「ドーナツもハンバーガーも食べられるダイエット法って?/最強の食べ方(8)」はこちら。

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夜食べ過ぎたら、反省はしても後悔はするな!

マクロ管理法を行ううえで「魔が差しても、1日の中で帳尻を合わせればいい」と伝えた。

では、もし夜に魔が差してしまったり、食べすぎた場合はどうするか? 帳尻を合わせるための猶予がないこの状態では、絶望感を味わうかもしれない。だが、焦る必要はない。


このとき、あなたが取るべき行動、それは「気にしないこと」である。

「すべて台無しになってしまった」と後悔の気持ちに包まれるかもしれないが、いったん冷静になろう。あなたがマクロ管理法に失敗した1日は、1カ月のスパンで見ればたった30分の1である。1日3食食べるなら、1食分の失敗なんて90分の1である。もちろんマクロ管理法を守るに越したことはないが、普段からきちんと守っていれば1日、ましてや1食分の失敗など大したことはない。


ダイエットを開始した1食目でブロッコリーとササミというヘルシーメニューを食べた瞬間に「やったぁ! 痩せた!」と思うだろうか? 思わないよな。それと同じで、1食食べすぎてしまった程度で今までのダイエットが水の泡になるなんてことはあり得ない。

もし夜に食べすぎてしまったら「今日は失敗しちゃった、てへ」とか「心は満たされたし、まあいいや」と思ってあきらめろ。自分を責める必要はないし、反省はしても後悔はするな。次の日から淡々と続けていけばいい。

そして、ここからさらに大事なことを伝えたい。

食べすぎたからといって、絶対に翌日の食事で取り返そうとしないでほしい。たとえば、前日に脂質を30g摂りすぎたからといって、次の日に30g減らしてはダメだ。

導き出されたマクロバランスは、あなたの身体が必要としている値だ。次の日に摂取量を減らしてしまうと、栄養不足になってしまう。それに、調整を続けていくとどんどんダイエットが複雑になってきてしまう。だからこそ、調整はしないでほしいし、断食なんてもってのほかだ。


ちなみに、日付が変わった深夜に食べた食事は、前日か翌日のどちらにカウントするか。その答えは前日。マクロ管理法での「1日」は起きてから寝るまでの時間を指し、睡眠するたびにリセットされる。つまり、栄養素をカウントするのは目覚めてから寝るまでの間だ。


徹夜で長く起きている日も、昼間まで寝てしまい起きている時間が短い日も、その日に摂取すべき総カロリーとマクロバランスはいつもと同じ。だからこそ、徹夜になりそうなときは、あらかじめ朝食の一部を深夜に回すなど、複数回に分けて食べることをおすすめする。本来は活動時間により変化をつけてもいいのだが、シンプルさが大切なので、このルールを徹底するように。何度も言っているが、複雑で実行の難しいプランに価値はない。

 

次の記事「スイーツやラーメン...「どうしても食べたいもの」は計画的に食べるべし/最強の食べ方(10)」はこちら。

 

 

Testosterone

1988年生まれ。大学時代は総合格闘技団体・UFCのトッププロ選手と生活をともにし、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学び、自身も米国にてデビューを果たす。現在は、とあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学を普及させることをライフワークとしている。2014年よりツイッターを開始、フォロワーは65万人を突破(2019年1月現在)。人気を博す。完全無料のダイエット・筋トレ情報サイト「DIET GENIUS」、有料オンラインパーソナルサイト「GENIUS PERSONAL」、無料のアスリートメディア「STRONG GENIUS」の代表を務める。


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『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』

(Testosterone/KADOKAWA)

腹がへこんで仕事も人間関係もいっきに好転する! 大人気マッチョ社長、Testosteroneがアメリカでは「常識」となっている信頼の食事法、マクロ管理法についてわかりやすくまとめました。既存のダイエットや食事法の間違いを暴きながら、何をどれだけ食べればいいかがわかる1冊。

 

DIET GENIUSホームページ

 

「カロリーSlism」

 

この記事は『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』からの抜粋です
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