みそ汁は1日2杯! 温活ドクターも実践する「冷えも乾燥も改善する7つの習慣」

<他にこんなことも効果的>

(4)24時間365日、腹巻

みそ汁は1日2杯! 温活ドクターも実践する「冷えも乾燥も改善する7つの習慣」 2512_P044-045_07.jpg

石原先生は24時間365日、腹巻を愛用。体の最大の免疫器官である腸などの内臓を温めると、血流が促されます。「保温・保湿効果を高めるため、腹巻は地肌に直接着けるのがベスト。肌に優しいシルクなど、天然素材のものを」

(5)1日2杯のみそ汁

みそ汁は1日2杯! 温活ドクターも実践する「冷えも乾燥も改善する7つの習慣」 2512_P044-045_08.jpg

発酵食品は腸内環境を改善し、内臓の血流を促進。特にみそは、毛細血管を強くするリノール酸や、肌の保水力を高める「グルコシルセラミド」が豊富。1日2杯を2週間飲み続けると、肌の水分量が1.4倍になったという研究報告も。

(6)暖房は22℃前後、湿度は50~60%

みそ汁は1日2杯! 温活ドクターも実践する「冷えも乾燥も改善する7つの習慣」 2512_P044-045_09.jpg

エアコンを使う場合、羽根の向きは下向きにし、暖かい空気を下へ。サーキュレーターで空気を循環させると、部屋全体が均等に暖まります。「部屋が暖まると湿度が下がり、肌が乾燥する原因に。加湿器を併用しましょう」

(7)「三首温め」&「頭寒足熱」

みそ汁は1日2杯! 温活ドクターも実践する「冷えも乾燥も改善する7つの習慣」 2512_P044-045_10.jpg

体表近くに動脈・静脈が走る首、手首、足首を温めると、全身が温かく。むやみに厚着をせず、保温グッズなどで温めましょう。服装は「頭寒足熱」を意識。レギンスやひざ掛けなどで下半身を温めると、全身の血流が高まります。

構成・取材・文/岡田知子(ブルーム) イラスト/原田マサミ 
※この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年11月号に掲載の情報です。

 

<教えてくれた人>

イシハラクリニック 副院長
石原新菜(いしはら・にいな)先生

2006年、帝京大学医学部卒業。大学病院での研修医を経て、イシハラクリニックにて漢方医学、自然療法、食事療法などによる診療を行う。テレビや雑誌などでも活躍。近著『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話:気になる冷えと乾燥の解決法を温活の名医がすべて解説!!』(日本文芸社)他、著書多数。

※この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年11月号に掲載の情報です。

この記事に関連する「健康」のキーワード

PAGE TOP