古来より、お正月に欠かせない存在として愛され続けているお餅。海苔とお醤油でいただく磯辺餅やお汁粉などなど...どんな食べ方をしようかと今から楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
一方で毎年世間を騒がせているのが、お餅の窒息事故。高齢者だけでなく飲み込む力が衰えてきた人は、誰もが心の奥底で不安を感じているものです。そこでオススメしたいのが、アサヒグループ食品の『バランス献立 スプーンで食べるおもち』。
『スプーンで食べるおもち』はお餅の特性である伸びや付着性を抑えた、なめらかでベタつかない"お餅風"のやわらか食です。その最大の特長は、咀嚼機能や嚥下機能が衰えてしまった人でも食べやすい柔らかさに仕上げられていること。
素材には国産の餅粉を使用しているので、本物のお餅と比べても遜色のない味わいが実現されています。さらにレトルトパウチタイプで調理の必要がなく、開けたらそのまま食べられるのが嬉しいポイント。商品名の通りスプーンで簡単に掬えるため、お箸が使いづらいという人でも楽しめます。
味のラインナップは2種類。プレーンタイプは本物のお餅と同じように醤油タレをかけてみたらし風にしたり、お雑煮に入れたりとアレンジしやすい万能型です。よもぎ味はあんこやきなこと相性抜群なので、お好みの食べ方を探してみてください。
高齢者には喜びを、家族には安心を与えてくれる『スプーンで食べるおもち』。この商品が開発された背景には、食べたくても食べられなかったお餅を安心して食べてほしい、それと同時に"食べる楽しさ"を取り戻してほしいというアサヒグループ食品の並々ならぬ想いが込められています。
アサヒグループ食品が2023年に実施した「同居・近居の介護が必要な家族がいる方へのアンケート調査」によると、お餅は「介護が必要になる前に食べていた食材の中で食べることが難しくなった(食べられなくなった)食材」のトップに位置し、さらに「被介護者に餅を食べさせてあげたい」と思う介護者は84.1%もいることが判明しました。
やはりお正月の定番であるお餅を食べられなくなるのは寂しいこと。とはいえ、安易に食べさせたら取り返しのつかない事故が発生しかねない...高齢者と暮らす家族にとっても心苦しい現状が確かに存在しているのです。
そこでアサヒグループ食品は『スプーンで食べるおもち』の開発に踏み切ったものの、事故の原因となるお餅の粘性を取り除くのは簡単な作業ではなかったようです。しかし、試作段階で大学や病院の専門家からのフィードバックを参考にしつつ何度もブラッシュアップを重ねて、ようやく理想の味わいと食べやすさが実現されました。
そんな同社の努力が実って完成した『スプーンで食べるおもち』。発売前に200名以上の介護者や要介護者への試食を実施しており、その際には「もち米の甘味が感じられる」「おもちの風味がする」「よもぎはほどよい苦味がおいしい」といった評判の声が届いたそう。
そして2023年9月に介護食として販売を開始したところ、絶賛の声が続出。さらに日本食糧新聞社が主催する「第9回介護食品・スマイルケア食コンクール」の「飲み込むことに問題がある人(嚥下困難者)向けの食品部門」にて、『スプーンで食べるおもち』は金賞を受賞しました。
まもなく迎える年末年始、高齢者と一緒に暮らしている人や実家帰省で祖父母に会う機会がある人は、『スプーンで食べるおもち』を用意して素敵なお正月を過ごしてみてはいかがでしょうか?