飲み方のコツは?
暖房・こたつの使用中はこまめに飲む
こたつで暖を取ったり、ストーブのすぐ近くで過ごしたりしていると、思っている以上に体が渇きます。こまめに水分を補給し、脱水にならないよう注意しましょう。サンルームなど、室温が高くなる場所も同様。手元に水などを用意しておきましょう。
果物を食べるのも有効です
みかんやりんごは、その85%が水分だといわれています。「こたつでみかん」は、理にかなった文化なのです。
寝る30分前、コップ1杯の水が良質な睡眠を促す
人間は寝ている間に、汗や呼気などで水分を失います。寝る30分前にコップ1杯(200mL)程度の水か白湯を飲み、水分不足に備えましょう。温かい白湯を飲むことで血流が改善され、自律神経が整い、リラックス効果が期待できます。良質な睡眠を得られることで、朝、スッキリと目を覚ますことができるようになります。
夜間のトイレが気になる人は...
100mLでもOK
夜間のトイレの回数が増えるのが心配な人は、コップ半量(100mL)程度でOK。代わりに、トイレに起きたときに追加で100mL飲みましょう。
取り過ぎたら「出す」と「循環」
今日は水分を取り過ぎたかな?と思ったら、簡単マッサージで「水出し」を行い、循環させましょう。運動や入浴、サウナもおすすめです。
やり方
(1)腕の内側に沿って、指先から脇の下までさする。5~10回を目安に、朝晩行って!
(2)足首から足の付け根まで内側をさすり上げる。5~10回を目安に、朝晩行って!
(3)指の爪の付け根の横(薬指を除く)を、もう片方の手の親指と人差し指で、痛気持ちいいと感じるくらいの強さで押す。1本1回10秒、1日2~3回が目安。
構成・取材・文/和栗 恵 イラスト/シュクヤフミコ