今年のお正月も食べ過ぎて太ってしまったと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。年に1度のことだしと、ついつい美味しい料理をたくさん食べて、ごろごろしてしまう...。これがいけないと分かりつつ、やってしまうのがお正月ですよね。
そんな人のために『毎日が発見』2018年1月号では、そもそも太りにくくやせやすい体を作るための"背伸びするだけダイエット"という特集が紹介されていますが、その中で食の面からもそのサポートをしてくれる優秀な食材として『もち麦』がクローズアップされています。昔ながらの食材でありながら、なかなか活用方法がわからない「もち麦」。今回はそんな「もち麦」のすごいパワーと明日からでもすぐに実践できる活用法をご紹介します!
太りにくい体のためには「もち麦ファースト」を心がけて!
そもそもやせにくいのは体質のせいなどと思っていませんか?実は、やせにくい原因の1つは意外にも栄養不足からきているんだとか。そこで、不足しがちな栄養素を補い、脂肪が燃えやすい体にしてくれる救世主として「もち麦」が注目されているんです。
もち麦とは、大麦の一種で、大麦β-グルカンという水溶性食物繊維を多く含み、糖質の吸収や食後の血糖値上昇を抑えたり、整腸作用などもあります。また、次に食べる食事の血糖値にも影響を及ぼすので、もち麦を朝食や食事の始めに食べる「もち麦ファースト」がより太りにくい体を作るためのポイントだと言われています。
そこで、次は料理に活用しやすくするための「ゆでもち麦」の作り方をご紹介します。
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「ゆでもち麦」の作り方
【材料】(ゆでもち麦約150g分)
もち麦...50g
水...1ℓ
【作り方】
1 鍋に水を入れて沸騰させ、そこにもち麦を洗わずに入れます。
2 再び沸騰したら、時々かき混ぜながら中火で20分間ゆでます。
そして、ゆであがったらざるに上げて軽く水洗いをしてもち麦のぬめりを取り、水けをきれば完成です。
ゆでもち麦が出来上がりました。ゆでたことで、袋に入っていた時のもち麦に比べて1粒1粒がかなりふっくらしています。少しこのままで食べてみると、もちもちっとした食感と共にかなり弾力があるので食べ応えがあり、確かにこのゆでもち麦が入っているだけですぐにお腹がいっぱいになりそうです。ちなみにこのゆでもち麦は、保存袋に入れて2~3週間冷凍も可能なので、まとめて作っておくと便利です。
次回は、このゆでもち麦を使った料理2品をご紹介します!
写真・文/JUNKO