【用意するもの】
・秒針のある時計や秒数を確認できるスマホのアプリ
指先で心拍数と血中酸素を測るパルスオキシメーター。
その他、心拍計機能付きのスマートウォッチ(腕時計型の多機能電子機器)も便利。
【「ゆるHIIT」のやり方】
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8セット(4分間)
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すぐに心拍数を測る
運動を終えたらすぐに心拍数を測定し、最大心拍数の60~70%に達していたか確認しましょう。心拍数を手軽に測る器具がない場合は、人さし指、中指、薬指の3本をそろえて手首の動脈に当て、15秒間脈拍を数えます。それを4倍すれば1分当たりの心拍数の目安になります。
【ここが大事】
●正しいフォームよりできるだけ速く行う
「ゆるHIIT」の最大の目的は、心拍数を上げること。ですから、一つ一つの動作を完璧にする必要はありません。とにかく全力で行いましょう。
●10秒の休憩中は軽い足踏みを!
休憩中は完全に動きを止めるのではなく、軽い足踏みなどをして体を少し動かしていた方が、体への負担が軽減されます。
●マスクは外してラクな呼吸で
「ゆるHIIT」は「ハァハァ」と少し息が上がるぐらいのちょっときついレベルが目標。マスクを外して、呼吸は意識せずに行いましょう。
きつそうだけど「ゆるHIIT」なら続けられます
下は「ゆるHIIT」が他の運動に比べて継続率が高いことを示したもの。一般の筋トレは、1年で96%の人が脱落。一方、「ゆるHIIT」の1年の継続率は80%!
一般の筋トレの一年間での脱落率
(Sandro Sperandei et al.J Sci Med Sport.2016 Nov)
ゆるHIITの継続率
みらいクリニック調べ
【まとめ読み】特集『若返り筋トレ「ゆるHIIT」』記事リスト
取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) 撮影/戸高敬一郎