敏感すぎて早漏になる
「過敏性早漏」は、10代によくある、いわゆる「ギンギンな状態」で、少しの刺激で射精してしまうことを指します。
若くて敏感なためにすぐ射精してしまう場合は、急に腰を振るのをやめる(寸止めする)など、少しずつ射精のコントロールを試みることで改善していきます。
男性ホルモンの低下で早漏になる
私のクリニックでは、来院時に男性ホルモンの低下が原因とみられる場合、男性ホルモンや男性更年期に関わる「男性更年期障害の問診票」に記入していただいて、診断の手順を組んでいきます。
男性更年期障害の程度
17~26点=なし
27~36点=軽度
37~49点=中等度
50点以上=重度
と分類されます。
・なし 男性更年期障害ではありません。
・軽度の人は、気になるようなら男性ホルモン採血をしてください。
・中度の人は、泌尿器科を受診しましょう。
・重度の人は、泌尿器科を受診しなければ手遅れになる可能性があります。すぐに対策が必要です。
テストステロンが下がることによって、射精を司る筋肉が衰えて早漏になるのが「衰弱性早漏」です。
これは、男性ホルモンの低下によって早漏になっているので、骨盤底筋を鍛えるトレーニングやスクワット、肛門を締める運動を行うことで改善します。
早漏全般について言えることは、まずはリラックスした状態をつくること。
その後、ED治療薬などをサポートとして使うとよくなっていきますよ。