寝室の作り方
(1)室温は15~25℃に
(2)照明は好みの明るさで
(3)アロマや耳栓を使ってもOK
室温は約15~25℃の間で、季節によって調節しましょう。「外は気温の変動があるのに、一年中同じ室温で寝るのは自律神経を乱します」。照明は暗めがおすすめですが、結論をいえば「好みでOK」。明るくても真っ暗でも、リラックスして眠れればそれが一番だそうです。同じ理由から、アロマを焚いたり、耳栓をしたりするのも、落ち着いて寝られるようなら使うとよいでしょう。
就寝中は
(1)ゆったりした服装で
(2)靴下をはいてもOK
(3)横向き寝がおすすめ
「服装は窮屈でなければ、Tシャツなどでも構いません。体を締め付けない服装で、夏は吸汗性や放湿性、冬は保温性が高い素材のものを。足が冷える人は靴下をはいてもOKです」。また、大人世代には横向き寝(側臥位:そくがい)を推奨。「60歳を過ぎると舌の筋力が衰え、仰向けだと舌根が沈下して睡眠時無呼吸症候群を起こすことも。抱き枕などを抱いて横向きに寝るとよいといわれています」
構成・取材・文/岡田知子(BLOOM) イラスト/藤田ヒロコ