足腰に自信がない人もチャレンジ! 血糖値が下がる「つかまり立ち7秒スクワット」

「血糖値が高くなってきて不安...」という人は、筋肉が衰えているかもしれません。加齢や運動不足によって、糖を消費しやすい筋肉(速筋)が減ることで、糖の消費量も減少してしまうんです。そこでオススメしたいのが1回7秒のスクワット。25年にわたってスクワットを研究してきた、うさみ内科院長の宇佐見啓治(うさみ・けいじ)先生に、今回は「つかまり立ち7秒スクワット」のやり方を教えていただきました。

前回の記事:血糖値が下がる!「ゆっくり7秒スクワット」のススメ

足腰に自信がない人は「つかまり立ち7秒スクワット」

●10回×1日3セットを週2回

しゃがんで立ち上がる動作を10回繰り返して1セット。1セットごとに、30秒~1分くらいの休みを入れながら行いましょう。

いすを使って下半身の筋肉を強化します

1.両腕を前に出して、いすの背にのせる。両足を肩幅より広げて立つ

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肩幅より拳二つ分広げる
がに股になってもいいので、足幅は広めにします。つま先はやや外側に向けましょう。

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※「体が安定しない」「うまく動作ができない」という人は、さらに両足を広げましょう

2.5秒数えながら、ゆっくり腰を落としていく

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できる人は、さらにゆっくり行ってもOK

足腰に自信がない人もチャレンジ! 血糖値が下がる「つかまり立ち7秒スクワット」 2012_P011_04.jpgお尻をしっかり引きながら腰を落とし、曲げたひざが足のつま先より前に出ないように注意を。

3.太ももと床を平行にして2秒静止、反動をつけずに立ち上がる

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▼後ろにいすを用意して、座ってもOK
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体の後ろ側にいすを用意し、いすの前の方に座るように腰を下ろし、2秒キープしてから立ち上がってもかまいません。

【まとめ読み】特集「血糖値が下がる7秒スクワット」記事リスト

取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) 撮影/西山輝彦 イラスト/落合 恵 モデル/永谷佳奈

 

<教えてくれた人>
うさみ内科院長
宇佐見啓治(うさみ・けいじ)先生
福島県立医科大学卒業後、同大学附属病院第二内科入局。福島赤十字病院内科勤務を経て現職。専門は内科全般、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満など成人病治療。日本糖尿病学会所属。日本内科学会認定医。

この記事は『毎日が発見』2020年12月号に掲載の情報です。

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