老化や生活習慣病など、年齢を重ねるにつれのしかかってくる体のこと。そうした不調の予防に「朝ごはんが大切」というのが、医師の今津嘉宏さんと栄養士の今津美幸さん夫妻です。今回は、そんな今津夫妻の共著書『長生き朝ごはん 病気知らずの名医が食べている』(ワニブックス)から、「7つの長生き食材」の一部と食べ方のポイント、さらに10分で作れる「1週間の長生き朝ごはんレシピ」を連載形式でお届けします。
10分で完成! 長生き朝ごはんレシピ
高野豆腐、大豆、卵などのタンパク質を構成している必須アミノ酸のひとつトリプトファンは、体内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンに変化し、精神を安定させストレスを軽減します。
(写真左)
週のスタートはタンパク質たっぷりの丼で
「高野豆腐とツナの卵とじ丼」
材料(1人分)
高野豆腐(薄切りタイプ)...10g
えのきだけ...30g
小松菜...15g
ツナ缶...1/2缶
卵...1個
(A)だし汁...150ml
(A)醤油...小さじ1
(A)みりん...小さじ1
ごはん...1杯(約150g)
作り方
(1)高野豆腐は、2分ほど水につけて戻し、絞る。
(2)えのき、小松菜は、それぞれ根元を切り落とし、2cmの長さに切る。
(3)鍋にAを合わせ、高野豆腐、えのき、小松菜を入れて煮る。
(4)ツナを加え、溶き卵を流し入れる。フタをして約1分、好みの固さまで火を通し、ごはんの上に盛る。
【調理のポイント】
薄切りの高野豆腐を使うと、包丁で切る手間を省けて手軽に調理できます。
副菜は、そのまま使えるドライパックの大豆を使い、和えるだけの簡単メニューです。
(写真右)
"畑のお肉"をごまで香り高く
「大豆とカニカマのごま和え」
材料(1人分)
大豆(ドライパック)...40g
カニ風味かまぼこ...1本
(A)マヨネーズ...大さじ1
(A)白すりごま...小さじ1
作り方
大豆とほぐしたカニカマ、Aを加えて和える。
●計量単位は大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1カップ=200mlです。
●卵はMサイズを使用しています。
●麺つゆは3倍濃縮のものを使用しています。
●電子レンジは600Wのものを使用しています。500Wの場合はレシピに記載時間の1.2倍を目安に加熱してください。電子レンジやオーブントースターの加熱時間は、メーカーや機種によって異なりますので、様子を見ながら加減してください。
●液体を電子レンジで加熱する際、突然沸騰する可能性があります(突沸現象)ので、温めすぎないように注意しましょう。誤って温めすぎてしまった場合は、突沸を避けるため、加熱が終了しても容器をすぐに取り出さず、扉を開けないで1~2分冷ましてから取り出すようにしてください。
※このメソッドは著者独自のものであり、効果・効用には個人差があります。
※心配や不安がある場合は、専門家や専門医にご相談のうえお試しください。
撮影/山上 忠
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