いろいろなダイエットを試したけれど、結局リバウンドを繰り返してばかり...。そんな諦めかけているあなたにお届けしたいのが、日本初のダイエットコーチ・EICOさんの著書『絶対リバウンドしない!朝・昼・夜の痩せルール』(あさ出版)にまとめられた「時間別ダイエット」のメソッド。今回はその中から、12のヒントを連載形式でご紹介します。
ランチョンマットを敷いて食べすぎを防ごう
マンツーマンレッスンの生徒さんで栄養バランスはいいのに、なかなかやせない方がいました。食べている量を確認するために、使っているお弁当箱を持参してもらったのですが、なんとお重サイズ!
仕事柄、ひとり休憩で誰にも指摘されるタイミングがなく、お弁当箱が人より大きいことに気づかなかったのです。
栄養バランスがよくても、食べている量が多すぎた場合はやせません。これは極端な例ですが、自分の食べている量を客観的に判断する必要はあります。
一食の一つの目安となるのはランチョンマット(プレースマット)。
35センチ×45センチのサイズのものが多いのですが、ランチョンマットのサイズに料理ののったお皿がおさまるように調整することで、食べすぎを防げます。
湯呑みや茶碗もおさまるようにしてくださいね。ランチョンマットのスペースを埋めるということではありません。ランチョンマットにのった食事がフォトジェニックなものになるよう、野菜が多く、カラフルなメニューを心がけてください。
また、いつもの食事にランチョンマットを敷くことで、高級感やスタイリッシュさも演出でき、視覚的にも楽しくなりますよ。
洗濯やアイロンが面倒な人は、布以外の手入れがラクなランチョンマットがオススメ。インテリアショップで素敵なものを選んでみましょう。
脳が「満腹」と感じるまでは約20分!食事中にお箸を3回置く習慣をつけよう
夕飯を一人で食べる時、何分かけて食べていますか。
満腹中枢が刺激され始めるのが、食べ始めて約10分後。脳が「満腹」と感じるまでは約20分かかります。丼もの、麺類などをかき込んだり、お茶など飲み物で流し込んで食べると噛む回数が減って早食いになってしまいます。
ゆっくり食べるには、食事中にお箸を3回置きます。お箸をテーブルに置くことで噛む時間を作るのです。他にもあえて小さなスプーンを使う、食材を大きめにカットする、できるだけ温かいものにするなど、自分にあった方法を実践してみるのもいいでしょう。時間がなくて朝と昼が早食いになってしまう人でも、夕飯だけはゆっくり食べる習慣を身につけるようにしてくださいね。
少量でもお腹が満足するよう「お腹いっぱい」を口癖にする
食事の後に「ごちそうさま」を言いますよね。私はやせルールとして、一人の時も誰かと一緒の時にも「ごちそうさまでした。お腹いっぱい!」と声に出すようにしています。この時、必ずしもたくさん食べているわけではありません。ちょっとの量しか食べていない時も「お腹いっぱい」と言うことで、自分に暗示をかけるのです。これは食べすぎ防止にも有効です。
逆に、お腹が空いてなくても「食べたい」「お腹空いた」が口癖になっていると、なんとなくお菓子を食べたり、周りの人が食べ物をくれたりするようになります。なぜか大食いキャラになっている人は、無自覚に「食べたい」アピールをしていることが多いです。やせたいあなたは口癖を「お腹いっぱい」に変えましょう。
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