耳が聞こえにくい人はぜひ! 1分で自律神経を整える、4つの「耳マッサージ」

「最近、人の声が聞き取りづらくて・・・」その悩み、加齢によるものとあきらめていませんか? 実は、耳が遠くなるのは年を取った証拠ではないそうです。そこで、「難聴は治らないものではない」と言う聴力回復のエキスパート・今野清志さんの著書『耳は1分でよくなる!』(自由国民社)から、難聴の仕組みと薬も手術もいらない耳がよくなるトレーニング法を連載形式でお届けします。

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難聴だけでなく生活習慣病も改善する!

難聴を治すことをあきらめると、ほかの生活習慣病を引き寄せます。

これは逆にいえば、難聴を治そうとすれば、生活習慣病もはねのける、健康な体が手に入るということです。

耳をよくしようとすることで、体がほんらい持つ元気になろうとする力が目覚め、さまざまな不調の原因までも解消してくれるのです。

そこで、難聴の大きな原因である、血行不良、内臓疾患、そして自律神経の乱れを改善する、自宅でできるエクササイズをご紹介します。

私が普段、行っている治療法を、誰でもどこでもできるようにアレンジしたものですから、その効果は何千人もの人が実証ずみです。

またエネルギーを作り出す働きもあるので、パワーチャージしたいときにもぴったりです。

エクササイズに必要なのは「やってみよう」と思う気持ちだけです。

いつでも、どこでも、気づいたら行ってみてください。

「1分で耳がよくなる今野式7つのトレーニング」
基本の4つの耳マッサージ

いつでも、どこでもできて、耳まわりの血行を促し、細胞に酸素と栄養を与える4つのマッサージをご紹介しましょう。

○耳シェイク
(1)両手の人差し指と中指で「チョキ」をつくり、耳をはさむように置きます。

(2)耳の付け根と前を、上から4カ所、上下にシェイク(振動を加えて揺する)します。

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○耳さすり

(1)両手の親指を耳の裏、人差し指を耳の前に置きます。

(2)耳の裏全体と耳の付け根、耳の前を優しくさすります。

○耳の穴刺激
(1)両手の小指の先を耳の穴にあてます。

(2)耳の穴の上下左右を、ツボを押すように軽く押します。

○耳引っぱり
(1)耳全体を上下左右に軽く引っぱります。

(2)両手の平で耳の穴をふさぎ、2秒したら「パッ」と離します。

[耳マッサージのポイント]
耳引っぱりの(2)を除き、回数に制限はありません。

朝起きたとき、電車の中、お風呂に入っているときなど、気づいたら、耳を触ってマッサージしましょう。

「耳引っぱり」の(2)耳の穴を塞いで「パッ」と離す動作だけは、2回を守ってください。

それ以上行うと、耳に圧力がかかりすぎることがあります。

順番は関係ありません。

※その他の「1分で耳がよくなる今野式7つのトレーニング」は以降の連載記事でご紹介します。

難聴が治るメソッド『耳は1分でよくなる!』記事リストはこちら!

耳が聞こえにくい人はぜひ! 1分で自律神経を整える、4つの「耳マッサージ」 089-H1-rakusuruhuku.jpg難聴の症例や症状とともに、生活習慣病も抑制できる7つの聴力回復法が紹介されています
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今野清志(こんの・せいし)

1953年、宮城県出身。日本リバース院長、目と耳の美容室院長、目と耳の美容学院学院長。中央大学法学部卒業後、慈恵医大アイソトープ科で医学を学ぶ。その後、中国北京国際針灸倍訓中心結業・中国中医研究院で研修などを行なう。30代から整体治療院を開業し、現在は日本橋茅場町本院と東中野分院にて施術を行っている。

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『耳は1分でよくなる!‐薬も手術もいらない奇跡の聴力回復法』

(今野清志/自由国民社)

聞き取りづらくて聞き返したり、テレビの音量をあげてしまう・・・難聴は老化現象でなく、誰でもなる病気です。しかしそんな難聴も中医学を中心とした7つの耳トレーニングで聞き取れるように。これを読めば薬も手術なしで耳をよくする方法が身に付きます。

※この記事は『耳は1分でよくなる!‐薬も手術もいらない奇跡の聴力回復法』(今野清志/自由国民社)からの抜粋です。
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