血流の悪化や筋肉の緊張で引き起こされるつらい肩こりや腰痛。実は猫背と自律神経の乱れが原因だそうです。今回は医学博士である松平 浩(まつだいら・こう)先生に辛い肩こりをほぐす体操を教えていただきました。
肩甲骨周りのストレッチ「腕伸ばし体操」
両手を組んで腕をまっすぐ前に伸ばすことで、肩甲骨周りの筋肉をほぐすことができます。
行う目安:5~10秒間保つ×1回
① 前で手を組む
上体をまっすぐに保ち、体の前で両手を軽く組みます。手のひらは内側に向けるようにします。
② 腕を前に伸ばす
まっすぐの姿勢のまま息を吐きながら、両腕をゆっくり遠くへ伸ばして5~10秒間保ちます。
★体操前に行って!【基本形】肩ほぐし
肩こり体操を始める前に行う基本の体操。全身がほぐれるので、体が動きやすくなります。
行う目安 :体操の前に準備運動として数回行う
① 肩を上げる(※無理をせずに肩が上がるところまで)
鼻から大きく息を吸いながら両肩を上に上げます。このとき腕に力が入らないようにしましょう。
② 肩を下ろす
息を吐きながら上に上げた両肩をストンと下ろし、体の力も同時に抜くようにします。
取材・文/松澤ゆかり 撮影/西山輝彦 モデル/永谷佳奈