老化や生活習慣病など、年齢を重ねるにつれのしかかってくる体のこと。そうした不調の予防に「朝ごはんが大切」というのが、医師の今津嘉宏さんと栄養士の今津美幸さん夫妻です。今回は、そんな今津夫妻の共著書『長生き朝ごはん 病気知らずの名医が食べている』(ワニブックス)から、「7つの長生き食材」の一部と食べ方のポイント、さらに10分で作れる「1週間の長生き朝ごはんレシピ」を連載形式でお届けします。
10分で完成! 長生き朝ごはんレシピ
きのこは食物繊維が豊富なことに加え、三大うま味成分のひとつであるグアニル酸を含んでいます。
きのこのうま味を生かして、さまざまな野菜と組み合わせ、食物繊維やビタミンをたっぷりとりましょう。
(写真左)
食物繊維たっぷりの具だくさんうどん
「きのこと高野豆腐の温うどん」
材料(1人分)
高野豆腐(薄切り)...10g
しめじ...30g
えのきだけ...30g
小松菜...15g
冷凍うどん...1玉
(A)だし汁...300ml
(A)麺つゆ(3倍濃縮)...大さじ1
(A)醤油...小さじ1/2
作り方
(1)高野豆腐は2分ほど水につけて戻し、絞る。しめじ、えのきは根元を落とし小房に分け、小松菜は根元を落とし3センチの長さに切る。
(2)耐熱の器に(1)、A、冷凍うどんを入れ、ラップをして電子レンジ600Wで約6分加熱する。とり出して一度混ぜ、さらに約1分加熱する。
【調理のポイント】
冷凍うどんを使い、電子レンジ加熱だけで具だくさんの温かいうどんが完成します。
火加減などに気を使うことがないので、その間に副菜の調理が楽にできます。
(写真右)
オリーブオイルでリコピンの吸収率アップ
「ミニトマトの塩昆布和え」
材料(1人分)
ミニトマト...6個
塩昆布...3g
エクストラバージンオリーブオイル...小さじ1
作り方
ミニトマトは半分に切り、塩昆布を食べやすい長さにハサミで切りながら加えて混ぜる。器に盛り、オリーブオイルをかける。
●計量単位は大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1カップ=200mlです。
●卵はMサイズを使用しています。
●麺つゆは3倍濃縮のものを使用しています。
●電子レンジは600Wのものを使用しています。500Wの場合はレシピに記載時間の1.2倍を目安に加熱してください。電子レンジやオーブントースターの加熱時間は、メーカーや機種によって異なりますので、様子を見ながら加減してください。
●液体を電子レンジで加熱する際、突然沸騰する可能性があります(突沸現象)ので、温めすぎないように注意しましょう。誤って温めすぎてしまった場合は、突沸を避けるため、加熱が終了しても容器をすぐに取り出さず、扉を開けないで1~2分冷ましてから取り出すようにしてください。
※このメソッドは著者独自のものであり、効果・効用には個人差があります。
※心配や不安がある場合は、専門家や専門医にご相談のうえお試しください。
撮影/山上 忠
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