慢性的な肩こりは...血行不良、むくみが大敵! 全身を覆う組織「ファシア」が改善のカギに?

慢性的な肩こりの原因は、肩甲骨周りのファシアのむくみ。

これらを解消するのに効果的なのが、遠藤先生が教えてくれた「肩のむくみとり体操」です。

何種類もできないという人は「肩甲骨はがし」だけでもいいので毎日続けてみましょう。

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「ポイントは、ひじを後ろに引くとき。肩甲骨を筋肉からはがすかのように、肩甲骨の間をギュッと縮めること。このときにひじが下がらないように意識してください。続けると、肩甲骨の動きが少しずつ良くなって、2~3週間で肩こりがラクになってくるでしょう」。

ファシアをゆるゆるな状態にして肩こりをラクにするには、規則正しい生活で自律神経を整えることも必要だと遠藤先生。

「自律神経を整えるには、深呼吸がおすすめ。ゆっくり息を吸ってから、ゆっくり息を吐いて全身の力を抜きます。また、いやなことはできるだけ考えないようにしてストレスを減らすことも大切です」。

肩こりは仕方ないものとあきらめていた人こそ習慣化して、かつてない軽快さを手に入れましょう。

ファシアがむくむのは、血行不良のせいです

ストレス

ストレスによって自律神経に不調が生じる慢性的な肩こりは...血行不良、むくみが大敵! 全身を覆う組織「ファシア」が改善のカギに? 2103_P019_01.jpg

動かない生活

筋肉を動かさないことで血液を流すポンプ機能が止まる慢性的な肩こりは...血行不良、むくみが大敵! 全身を覆う組織「ファシア」が改善のカギに? 2103_P019_02.jpg

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肩甲骨周りのファシアをゆるめて肩こりを解決!

肩甲骨の周りには主に「僧帽筋」「肩甲挙筋」「菱形筋」という3つの筋肉があります。これらは動かす機会が少ない上に、猫背などの姿勢の悪さも手伝って血行不良になりやすい部位。ここを動かすのが肩こり解消のカギです。慢性的な肩こりは...血行不良、むくみが大敵! 全身を覆う組織「ファシア」が改善のカギに? 2103_P019_04.jpg

【まとめ読み】特集「肩のむくみとり体操記事リスト

取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 イラスト/ノグチユミコ モデル/永谷佳奈

 

<教えてくれた人>
東京医科大学 整形外科准教授
遠藤健司(えんどう・けんじ)先生
東京医科大学卒業。1992年米国ロックフェラー大学に留学。帰国後、東京医科大学整形外科医長などを経て2018年より現職。著書に『たった30秒 ファシアゆるゆる体操がコリに効く!』(扶桑社)。

この記事は『毎日が発見』2021年3月号に掲載の情報です。

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