『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』 (鈴木きよみ/ワン・パブリッシング)第3回【全12回】
「足は、年齢以上にその人の健康状態を表します」と話すのは、足裏研究家として30万人以上の足を診てきた鈴木きよみさん。その著書『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)では、どんな年代の方でも簡単に取り組める足裏健康法の数々を教えてくれています。今回はその中から、心と体の健康状態を教えてくれる足裏の観察の仕方や、イスに座ったまま安全に行えるケア方法「足裏ゴロゴロ」「かかとスリスリ」を紹介。難しい工程は一切なく、写真を見てチャレンジできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
※本記事は鈴木きよみ著の書籍「歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割」から一部抜粋・編集しました。
足裏のココを見てみよう!
ひとつでも当てはまったら、それは心や体の不調のサイン。まずは「足裏ゴロゴロ」を習慣にしましょう。
【形】
□親指が目立って太い
□親指と人さし指の間が離れている
□左右の指の形や傾きが異なっている
□左右の足の大きさや形が違う
□かかとが細いまたは太く厚い
足の形は人生を表します。俵型で丸い足は自分で人生を切り拓くタイプ。横幅が狭く細い形は純粋な人。
【色】
□色が白すぎるまたは赤黒い
□かかとが目立って赤い
最もよく変化する色は、毎日の健康状態がわかります。一年を通して、薄いピンク色が健康なサイン。
【触感】
□硬くて弾力がない
□ふにゃふにゃとやわらかい
触ったときの皮膚の弾力や、硬さ、湿り具合をチェック。温かくて、弾力のある足が健康な状態です。
【角質】
□一部分に角質が極端についている
□かかとが角質で盛り上がっている
□足の内側面、外側面に角質がある
角質は歩き方や靴などによる外的要因と、角質のある反射区に不調があることを表している場合も。