『たった7秒!もむだけであらゆる不調が解消する 手もみ大全』 (音琶麗菜著、新谷真知子監修/KADOKAWA)第1回【全10回】
手のひらの1か所を7秒押してパッと離すだけで体の悩みが楽になる「手もみ」。「反射区」という場所に沿って手をもむだけでできる、簡単で毎日続けやすいセルフケアです。 手もみを広めるために活動している元看護士の音琶麗菜(おとわりな)さんは、自身の動画配信チャンネルの登録者数が36万人(2024年8月現在)を超える大人気インフルエンサー。 その著書『たった7秒!もむだけであらゆる不調が解消する 手もみ大全』(KADOKAWA)より、不調を改善するための今すぐに実践できる手もみ健康法をご紹介します。
※※本記事は音琶麗菜著、新谷真知子監修の書籍『たった7秒!もむだけであらゆる不調が解消する 手もみ大全』から一部抜粋・編集しました。
基本のもみ方
親指の腹を使う
親指の腹を反射区に当て、垂直方向に力を入れ押していきます。
親指の角を使う
親指の角を骨の間や下に入れ込んだりして、反射区をしっかり押していきます。
親指・人差し指の爪の横を使う
親指と人差し指の爪の横のかたい部分を使い、爪のつけ根、指先などの反射区をキュッと挟んで押していきます。
人差し指の角を使う
曲げた人差し指の第2関節の角を使って、反射区をグリグリと押していきます。
便秘の解消
S字結腸の反射区(左手)
・薬指の延長線上、まっすぐ下に
・手首のしわから親指の幅2つ分上
・7秒押す!
S字結腸は大腸の主要部分である結腸の末端にあります。便をつくり、直腸に便を送る働きをしています。 朝、コップ1杯の水を飲んでから反射区を押すと便秘解消に効果的。即効性があるので、トイレに行ける環境で行ってください。この反射区は左手にしかありません。
手もみのやり方
1 親指の角をふくらみに引っかけるように当て、7秒押します。これを3回くり返します。
2 2回目と3回目は親指の角度を調整して、痛いと感じるところを探ります。便秘の方は反射区がかたくなっていますが、しっかり力を入れて押しましょう。
こんな時にも!
・宿便解消
・おなかのハリ解消
注意
・効果には個人差があります。我慢できないほど痛かったり、強い違和感があったりする場合は、すぐに中断してください。
・体調を考慮して、自身の責任において行ってください。