『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』 (鈴木きよみ/ワン・パブリッシング)第1回【全12回】
「足は、年齢以上にその人の健康状態を表します」と話すのは、足裏研究家として30万人以上の足を診てきた鈴木きよみさん。その著書『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)では、どんな年代の方でも簡単に取り組める足裏健康法の数々を教えてくれています。今回はその中から、心と体の健康状態を教えてくれる足裏の観察の仕方や、イスに座ったまま安全に行えるケア方法「足裏ゴロゴロ」「かかとスリスリ」を紹介。難しい工程は一切なく、写真を見てチャレンジできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
※本記事は鈴木きよみ著の書籍「歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割」から一部抜粋・編集しました。
こんな人は絶対やって!
足裏マッサージの必要度チェックテスト
当てはまる項目にチェックを入れてみましょう。
□ 体のどこかが痛くて歩くのがおっくう
□ いつも腰やひざに不調を抱えている
□ 気分の浮き沈みが激しい
□ 日常生活にストレスが多い
□ 座りっぱなしが多く運動不足
□ 便秘がち
□ 天気で体調が左右される
□ 薬をたくさん服用している
□ 疲れやすい
□ 寝つきが悪く、睡眠が浅い
□ 慢性的に手足が冷えている
□ ボーッとしていることが多い
□ いつもだるくてやる気が出ない
□ 最近、太って元に戻らない
□ 最近、やせて元に戻らない
テストの結果
12個以上あてはまった人は
【必要レベル5 ★★★★★】
病名は出ていなくても、あなたの心と体はとても疲れています。100歳まで歩ける体を目指そうとしても、今は歩く気力も湧かないかもしれません。まずは今の足をチェック。どんな足かを頭に入れたら、1週間足裏をめん棒でゴロゴロしてみましょう。きっと1週間後には足の変化に気づくはず。
11~7個以上あてはまった人は
【必要レベル4 ☆★★★★】
季節や気分によって、体調にムラがありそうです。元気なときは率先して何でも積極的にできても、気力が落ちると途端に何もやる気がなくなります。そんなときは足首を回して、足裏ゴロゴロを行いましょう。足先が温かくなるとやる気が出てきて、きっと体を動かしたくなります。
6個以下の人は
【必要レベル3 ☆☆★★★】
今、現在は心にも体にも目立った不調は表れていないようです。足裏チェックや足裏&足の甲刺激は、元気な体を維持するための健康法。時間のあるときに足を刺激することで、未然に不調を防ぐことができます。机の下にめん棒をセットして、いつでも刺激できる環境を。