「最近疲れが取れにくくて...」。そんな人は「ごま」を取り入れてはいかかでしょう?ごまには、高い抗酸化力がある「ゴマリグナン」が含まれています。その成分に注目し、いつもの料理に手軽に取り入れるだけの「ごま生活」を新提案する医師の伊藤明子さん。その伊藤さんの著書「医師がすすめる抗酸化ごま生活」から便秘改善や免疫力アップなど「食べて若々しく過ごすコツ」を紹介します。
ビタミンB群たっぷりで疲労回復効果抜群!
疲れがとれるみそごまポーク
【レシピ】1人分:食物繊維1.9g(502kcal)
材料(2人分)
・抗酸化みそごま大さじ4
・豚肩ロース肉300g
・赤大根適量
・オリーブ油大さじ1
・日本酒大さじ1
・えごまの葉(あれば)2枚
・マイクロハーブ(あれば)少々
作り方
豚肉は筋に包丁で切れ目を入れておく。
1. 赤大根はいちょう切りにする。
2. 豚ロースをみそごまに漬けて10分ほどおく。
3. その後、みそごまは拭きとる(拭きとったみそごまはあとで使用する)。
4. フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、豚肉を焼く。
5. 焼き色がついたら裏返し、2のみそごまと日本酒を入れて蓋をし、弱火で4〜5分ほど加熱する。
6. 器にえごまの葉を敷き、豚肉を盛りつけ、フライパンに残ったみそごまダレを上からかけ、マイクロハーブをのせ、赤大根を添える。
POINT
さめてもおいしいので、お弁当にもぴったり 厚みのある豚肉は、みそごまに漬けておくことで軟らかくなります。
豚肉に含まれるビタミンB群には、疲労回復効果あり。
ごま+大豆で腸内環境が整う! 抗酸化みそごま
大さじ1杯あたりの推定セサミン量=約8mg
大豆を発酵させることによって、さまざまな有効成分が生まれるみそ、そのひとつが、メラノイジンという褐色の抗酸化物質です。
体内の活性酸素を除去するほか、腸の善玉菌を増やす作用も。
このメラノイジンを含むみそと、食物繊維たっぷりのごまを組み合わせれば、腸内環境の改善にダブルの効果が期待できます。
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医師が考案した6種の食材を混ぜた「抗酸化ごま」の紹介からごまを使った45のレシピまで4章に渡って丁寧に解説されています