夫婦の口座は一緒?別々がいい?効率的にお金を貯める方法とは

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今年7月に放送された「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんが登場。レイザーラモンHGさん夫婦を例に出しながら、夫婦でお金を貯めるための方法を伝授してくれました。気になるそのテクニックを、さっそくチェックしていきましょう。


夫婦でお金を貯めるためには?

飯村さんがまず注目したのが、2人が同じ口座を使っているということ。飯村さんいわく、夫婦で同じ口座を使っていると離婚や死別といった際にリスクが発生してしまうそう。そのため、夫婦それぞれと生活費のための計3つの口座を用意するべきだと明かしています。そうすることで家計の流れが一目でわかるため、無駄づかい防止に。実際、ネット上には「それぞれ生活費いくら払うって決めて残りは自分の口座にした方が、意外とお金貯まる気がする」「夫婦の口座が一緒だと、額は多いからお金がいっぱいあるように思えてあまり貯まらなかったんだよね」といった声が上がっていました。

飯村さんは「お金が貯まるカードの使い方」についても解説しています。キャッシュカードは安全面も考えて、普段使うカードのみを入れておくのがベスト。クレジットカードは1枚に集約することで、利用額が把握できポイントも貯まりやすくなります。また店舗などのポイントカードは、ポイントを貯めようと必要以上にお金を使ってしまうという落とし穴に要注意。本当に通うお店のカードだけを持つようにしましょう。


共働き世代だからこその貯蓄方法を!

番組では夫婦での口座の使い方を紹介しましたが、実際に最近の夫婦の貯蓄事情はどうなっているのでしょう。明治安田生命が既婚男女を対象に行ったアンケートによると、20.8%もの人が貯蓄額0円と回答しトップに。次いで100~300万円未満が14.7%という結果になりました。世代別のアンケートでは、20代男性の約6割、20代女性の約7割が貯蓄額300万円未満なのに対し、70代女性は約3割が3000万円以上。貯蓄年数が違うため若い人の方が貯蓄がないのは当然ですが、多くの世帯で貯蓄する金銭的余裕がないことが判明しました。

「レタスクラブニュース」では、最近は共働き夫婦の増加によってお金が貯まりにくくなっていると紹介。ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは、共働き世代が増えたことで"結婚スイッチ"が入っていない夫婦が増えているとコメントしています。

夫婦共働きで口座が一つの場合、生活費をやりくりして余ったお金は、自分が稼いだお金なのだから好きに使っていいと考えがちなのだそう。しかし夫婦で貯めようという意識がなければ貯蓄はできません。そのため夫婦で口座を別々に作り、貯蓄額をきちんと報告しあうことが大切です。

夫婦2人でしっかり話し合い、きちんと貯蓄できるといいですよね。

文/藤江由美


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