夫婦ともに厚生年金あり! 夫婦別会計で理想の快適年金ライフ/年金生活

年金生活、心配ではありませんか? 貯蓄をできるだけ減らさず、豊かに暮らすにはどうしたらいいのでしょうか。話を聞いてみると、副収入や賢い節約法、家庭内の会計のコツなどにちょっとしたヒントがあるようです。年金生活を工夫しながらはつらつと過ごしている人の方の例をご紹介します。

前の記事「健康は何よりの節約になる! 無駄な支出を省く賢い節約術とは/年金生活(2)」はこちら。

 

家族の協力で勤め上げ、厚生年金を得る

栗原百合子さん(68歳)千葉県でご主人と暮らしています。その出会いは趣味だった合唱のサークル。結婚と同時にご主人は合唱団の事務所に転職しました。家計は栄養士の資格を持つ栗原さんも支え、子ども3人を育て上げました。
家族の理解と協力があって定年まで勤めた結果、ご自身も厚生年金を得て、現在は夫婦の年金をそれぞれが管理します。

1807p060_01.jpgご主人の昭一さんと知り合ったのはチェコの曲を歌う合唱団。
合唱のためにチェコにも過去4回訪れている。

「子どもの教育費、家のローンなどがあった時代は2人分の給料をまとめて、振り分けたりしていましたが、子どもたちも独立し、いまはどんぶり勘定」とのこと。大きな買い物は貯蓄から、食費の生協代、車の経費などはご主人が、それ以外の光熱費や通信費などは栗原さんが支払い、外食や旅行は誘った方が払うというスタイル。もちろん、使い道に干渉し合うこともありません。

いま住んでいる町でも合唱の活動に積極的に取り組むお2人。共通の趣味を持ち、おおらかに暮らす理想的な年金生活です。

 

豊かに暮らすためのヒント

●旅行も別会計

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1年に1~2回は夫婦で国内外に旅行する。そのときの会計は「行こうと言い出した方がツアー代金を持ち、現地の費用はもう片方が持つ」とのこと。長年の夫婦だけあってもめごとはなし。

 
●家族の財産、交換ノート

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栗原さんが3人の子育てをしながらフルタイムで仕事をしていたときの、家族の交換ノート。忙しく働いていた栗原さんにとって、夫や子どもたちとの思い出が詰まった大切な宝物。

 

■1カ月のおおよその家計簿(収入1人分、支出2人分の一部)

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夫婦別会計なので、この公的年金は妻1人の厚生年金分。支出は2人分の生活費の一部(光熱費、通信費など)と自分のお小遣いに。生活費はカード払いの生協代(食費)、車関係の費用などを夫が負担。住居費は持ち家なので特にかからない。年金でも収入が支出を上回るゆとりある家計。

 

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取材・文/細川潤子 撮影/吉田修三

この記事は『毎日が発見』2018年7月号に掲載の情報です。

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