野菜の下ごしらえを電子レンジにするだけで年間930円おトク!/今ドキ節約術(2)

pixta_27251054_S.jpg年金や給与など、限られた収入の中で、自分らしい充実した生活を送るためには、少しでも暮らしの中のムダを省くことが肝心です。「お金の使い道には優先順位をつける必要があります。使うところと抑えるところのメリハリが大切です」今ドキの節約術を、節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞きました。

前の記事「「テレビを時計代わりにつけっぱなし」「LINEを使っていない」それ全部ムダです!/今ドキ節約術(1)」はこちら。

 

冷蔵庫やテレビ、洗濯機やガスコンロなど、生活する上で日常的に利用している家電製品。これらの家電製品を利用することで支払う、水道光熱費を節約する方法を紹介します。

冷蔵庫

1 食材を詰め込み過ぎない
冷蔵庫に食材や飲み物などを詰め込み過ぎると、設定温度に保つために余計な電気代がかかってしまいます。冷えた空気が行き渡るように、詰め込み過ぎないことが大切です。
年間約960円のお得(詰め込んだ場合と半分にした場合との比較)

2 庫内の設定温度を変更する
冷蔵庫内の設定温度が「強」「中」「弱」のどれに設定されているのか確認してみましょう。「強」に設定されているようなら「中」に変更します。
年間約1360円のお得(周囲温度22℃で、設定温度を「強」から「中」にした場合)

3 扉を開けている時間を短くする
冷蔵庫の扉を長く開けていると、その間に冷えた空気が逃げてしまいます。庫内を整理整頓して、必要なものがすぐに取り出せるようにします。
年間約130円のお得(開けている時間が20秒の場合と10秒の場合との比較)

4 熱いものは冷ましてから入れる
作り置きの料理は冷ましてから入れます。熱いままだと余計に電気代がかかります。

 

テレビ】

5 見ないときには消す習慣をつける
家に着いた途端、見たい番組もないのにテレビをつけて、時計代わりにつけっ放しにするのはやめましょう。見ないときには消す習慣をつけるようにすると、電気代を節約できます。
▼液晶テレビの場合
年間約370円のお得(テレビ(32∨型)をつけていない時間を1日1時間減らした場合)

▼プラズマテレビの場合
年間約1240円のお得(テレビ(42∨型)をつけていない時間を1日1時間減らした場合)

6 リモコンで消さずに主電源を切る
テレビの電源はリモコンで切ってしまいがちです。テレビ本体の主電源を切らないと待機時消費電力がかかります。必ず主電源を切るようにしましょう。

 

【エアコン

7 フィルターをこまめに掃除する
フィルターが目詰まりしていると、通常以上の電気代がかかる上、汚臭などの原因にもなります。月に1~2回程度、フィルターの掃除をします。
年間約700円のお得(フィルターが目詰まりしているエアコン〈2.2kW〉とフィルターを清掃した場合の比較)

8 室外機の周囲には物を置かない
エアコンの室外機のそばに物が置いてあると、冷暖房の効率が低下し、電気代がムダになります。室外機の周囲には物を置かないようにしましょう。

 

電子レンジ

9 野菜の下ごしらえに電子レンジを使う
野菜の下ゆではガスコンロを使うより、電子レンジを活用した方がお得。その間に、ガスコンロで違う料理が作れるので時短にも役立ちそうです。
年間約930円のお得(100g のブロッコリーを、1Lの水〈27℃程度〉に入れ沸騰させる場合と電子レンジで下ごしらえした場合。ガスコンロは約1260円、電子レンジは約330円で、その差額)

10 炊飯器の保温は使わず温めはレンチンする
ご飯を炊飯器で保温するより、冷凍して、食べる際に電子レンジで温め直した方が電気代を抑えることができます。

11 冷凍食材は調理の半日前に冷蔵庫へ入れる
お肉など冷凍した食材は、調理の半日前に冷蔵庫に入れて解凍します。電子レンジで解凍する電気代を節約できます。

  

【ガスコンロ】

12 炎を鍋底からはみ出させない
やかんの底や鍋底から炎がはみ出していることがあります。鍋などの大きさによって炎の強さを調節するようにして、ガスを効率的に使います。

13 鍋の水滴を拭いてからコンロにかける
鍋ややかん、フライパンなどの底がぬれたまま、コンロにかけると、その水を蒸発させるために余計なガス代がかかります。洗った後は、鍋底や鍋の周りなどはしっかり拭いてからコンロにかけます。

 

【洗濯機】

14 洗濯物はある程度ためてから洗う
少量の洗濯物を毎日洗うより、洗濯機の容量に合わせてある程度ためてから洗います。洗濯回数が少なくなるので、電気代と水道代が節約できます。
年間約3950円のお得(定格容量〈洗濯・脱水容量6㎏〉の4割を入れて洗う場合と8割を入れて洗う場合を比較。差額電気代約130円、水道代約3820円の合計)

 

【温水洗浄便座】

15 使わないときはふたをしめる
便座が温かくなるトイレのふたは、使った後は閉めるように習慣づけるといいでしょう。また、便座の温度は「中」から「弱」と、低めに設定します。夏は忘れずに切ってください。
年間約770円のお得(ふたを閉めた場合と、開けっ放しの場合との比較〈貯湯式〉)

 

取材・文/金野和子

次の記事「あちこちに潜む通信費のムダ、一度見直してみませんか?/今ドキ節約術(3)」はこちら。

<教えてくれた人>
丸山 晴美(まるやま・はるみ)先生
節約アドバイザー。身の回りのお金の話を話をテレビ、雑誌などでわかりやすく解説。『まるっとわかる! お金の基本』(宝島社)など著書多数。
この記事は『毎日が発見』2018年3月号に掲載の情報です。
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