「最新家電」で時短&節約したい! 渋るパートナーを説得するための「納得感のある数字」

買うのを拒む相手を説得するには「数字」を使う

このように、最新家電は「時間」と「お金」を大きく節約してくれますが、「そんなものは必要ない」と、首を縦に振らないパートナーもいます。

おそらく最も多いのは、専業主婦のパートナー(夫)が拒否するパターンでしょう。

家事の手間が省ければ、ほかのことに時間を割けるようになり、家族全体から見てもいいはずなのですが、なかなか理解されません。

ふだん家事をしない人ほど、最新家電のありがたみがわからないものです。

どうすれば、最新家電を買いたがらないパートナーを説得できるでしょうか?

必要なのは、「数字で説得」することです。

いくらお金や時間の節約になるといっても、その効果を具体的に証明しないと、相手は納得してくれません。

最も数字で効果を示しやすいのは「電気代が下がること」です。

家電製品のパンフレットやウェブサイトを見ると、たいてい「従来品と比べて、20〜30%省エネ」「年間の電気代が3万円以上浮く」など、省エネになる目安が、数字で示されています。

とくに男性の場合は、数字で判断する人が多いので、「これなら1年で元が取れそうだ。買い替えてもいいかもしれない」と思う可能性は高まるでしょう。

また、パートナーによっては、買い物ついでに家電量販店に付き添ってもらうのもいいかもしれません。自分が説明するよりも、店員に説明してもらったほうが、聞く耳を持ってくれることもありますから。

 

横山光昭
家計再生コンサルタント・ファイナンシャルプランナー・株式会社マイエフピー代表取締役/1971年、北海道生まれ。1999年、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。2001年、札幌で横山エフピー事務所を開業。2008年、株式会社マイエフピー設立。2009年には「年収200万円からの貯金生活宣言」を出版し、ベストセラーに。 2013年、拠点を東京都へ移す。お金の使い方そのものを改善する独自の家計プログラムで、問題の抜本的な解決や確実な再生を目指し、個別相談・指導には高い評価を得ている。これまでの相談件数は、2万6000件を突破。著書は181冊、累計発行部数は397万部。テレビやラジオなどの出演も多数。

※本記事は横山光昭著の書籍『収入減でも家計がラクになる貯蓄術 貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)から一部抜粋・編集しました。
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